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加茂病院の「フレイル外来」新設を前に 9月26日に「フレイル元年」特別記念講演会

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社会医療法人崇徳会新潟県立加茂病院に10月1日、「フレイル外来」が新設される。これを記念し、フレイルへの理解を深め、地域ぐるみで予防を進めようと、「フレイル元年 特別記念講演会」が9月26日(土)、加茂文化会館で開かれる。正午からフレイルチェック、講演会は午後1時20分から3時30分まで。入場無料、申し込み不要で、誰でも参加できる。

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フレイル元年 特別記念講演会

講演会のテーマは「人生100年時代―あなたは何歳まで元気でいたいですか?」。加茂市や田上町、医師会、歯科医師会、薬剤師会、社会福祉協議会、県立加茂病院など地域の行政・医療・福祉関係者が連携してフレイル予防を進める組織「フレイル対策で健康な街づくりを進める会」が主催する。

「フレイル」は、年齢を重ねることによって心身の働きが少しずつ低下した状態。健康な状態と介護が必要な状態の中間に位置する。病気そのものではなく、早い段階で気づき、適切な食事や運動、社会とのつながりをもつことで、健康な状態に戻ることができるのが大きな特徴とされる。

具体的には「以前より疲れやすくなった」「歩く速度が遅くなった」「食欲が落ちて体重が減った」「外出や人との交流が少なくなった」といった変化がサインになることがある。そのまま放置すると筋力や体力がさらに低下し、転倒や病気をきっかけに介護が必要になる可能性が高まる。

加茂病院の富所隆院長は、同病院で肺炎や骨折などで入院する患者の多くがフレイルの状態にあるとし、「よく食べ、よく動き、よく人と話す」といった毎日の暮らしを大切にすることが予防や改善につながるとしている。年齢を重ねても自分らしく暮らし続けるためには、早めに変化に気づいて対応することが重要としている。

加茂市も記者会見で、「もう年だから仕方ない」と諦める必要はなく、早めの対策こそが元気に暮らし続ける鍵になると説明。加茂病院へのフレイル外来新設を契機に、医療・福祉と行政の連携をさらに強化し、より包括的な介護予防に取り組むとしている。

県央基幹病院顧問の遠藤直人医師が基調講演

当日はまず正午から午後1時20分まで、希望者を対象に「からだの元気度」を確認するフレイルチェックを実施。自分の現在の状態を数値で把握できるもので、混雑状況によっては受け付けを終了する場合がある。

午後1時20分から開会式を行い、加茂市の藤田明美市長が開会宣言、加茂市医師会の永井雅昭会長が開会のあいさつを行う。

1時30分から済生会新潟県央基幹病院顧問の遠藤直人医師が、「フレイルを知り、フレイルを予防しよう〜いつまでも“自立”を維持できるように〜」をテーマに40分間の基調講演を行う。

遠藤医師は、県央基幹病院の初代病院長を務めている。今回の講演では、フレイルとはどのような状態なのか、日常生活の中でどのように予防すればよいのかなどを解説する。

2時20分から3時20分まで、富所院長を座長に「みんなで考えるフレイル予防」と題したシンポジウムを行う。理学療法士、管理栄養士、保健師といった専門職に加え、実際に健康づくりに取り組んでいる市民も参加し、運動や食事、地域とのつながりなど多方面からフレイル予防を考える。

3時20分から加茂市歯科医師会の青柳敏彦会長と、田上町の佐野恒雄町長が閉会のあいさつを行い、3時30分に終わる。

10月1日から加茂病院にフレイル外来

加茂病院では講演会後の10月1日、新たに「フレイル外来」を開設。今回の講演会を開設に先立つ特別記念講演会と位置づけている。

フレイル外来は毎週木曜午後に診療し、担当は遠藤医師。完全事前予約制で、受け付けは午後1時から2時30分、診療は午後1時30分から行う。

加茂病院では今回の外来新設と講演会を、地域でフレイル対策を本格的に進めるきっかけとする考えで、富所院長も「行政・医師会・歯科医師会など多くの団体と共催し、フレイルの啓発活動を行う」としている。

9月26日の講演会を皮切りに、住民がフレイルを知り、健康を維持するための行動につなげてもらう。講演会の問い合わせは事務局の新潟県立加茂病院総務課、電話0256-52-0701。電話受け付けは午前9時から午後5時まで(土、日曜、祝日を除く)。

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