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統合加茂中の校章決定、加茂川夏祭りは桃釣り復活 障がい福祉事業所見学 加茂市長8月定例会見

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新潟県加茂市の藤田明美市長は5日、8月定例記者会見を開き、2028年4月に開校する統合加茂中学校の校章と学校指定品、14日に開かれる第41回越後加茂川夏祭り、障がい福祉事業所の見学イベント、加茂紙の紙漉(す)き体験の4項目を発表した。

藤田加茂市長
藤田加茂市長

統合加茂中の校章は鈴木心音さんの作品

市内5中学校を統合して2028年4月に開校する加茂市立加茂中学校の校章は、加茂小学校6年、鈴木心音(しおん)さんの作品に決まった。

校章デザインは4月16日から5月14日まで一般公募し、市内外から96点が寄せられた。6月2日の校章選定委員会で5点にしぼり、市内の小学4年生から中学3年生までを対象に投票を実施。在籍する916人のうち80.8%に当たる740人が投票し、鈴木さんの作品は最多の222票を獲得した。

左から山川教育長、心音さん、藤田市長
左から山川教育長、心音さん、藤田市長

校章は加茂市の花、雪椿をモチーフに、5枚の花びらで5中学校が1校にまとまる姿を表現。雪の中でも力強く咲く雪椿に、生徒たちが困難に負けない強さと優しさを託した。

花びらにはハートが隠され、子どもたちを見守るおとなの愛情を表す。さらに加茂山公園のリス園にちなんで、向き合った2匹のリスが浮かび上がるようにデザイン。友だちとの絆や加茂の豊かな自然への愛着を表現した。

中央に中学校の「中」の文字を配置し、丸い形で全校の団結を示した。

制服はジェンダーレス対応のブレザー

統合中学校の学校指定品は制服、体操着、内履きの3品とし、2028年度の新1年生から適用する。同年度の2、3年生は統合前の各校の指定品を基本とするが、希望すれば新しい指定品も使用、着用できる。

内履きを除く旧指定品には使用期限を設けず、きょうだいからのお下がりやリユース品も期限なく使用できる。内履きは買い替え時に新しい指定品へ移行する。

統合中学校の校章に採用された鈴木心音さんの作品
統合中学校の校章に採用された鈴木心音さんの作品

制服はジェンダーレスに対応したブレザータイプ。スラックスとスカート、ネクタイとリボンは生徒が自由に選べる。夏の酷暑と動きやすさに配慮してポロシャツを導入し、半袖シャツと選択できるようにする。ただし、式典などのフォーマルな場では半袖シャツを着用する。

体操着は機能性に加え、下着が透けない色や素材に配慮。内履きは安全性と経済性を重視する。素材や仕様に不安がある場合や、指定靴が足の形に合わない場合などは個別に対応する。

通学カバンは自由購入とする。教科書やタブレットを安全に収納でき、幅37センチ、奥行き45センチ、高さ43センチの学校のロッカーに入る大きさなどを基準とする。30リットル程度のリュック型で反射板付きのものを推奨し、高価なものは避ける。基準を満たす推奨品も今後、示す。

制服と体操着は9月から10月にかけてそれぞれ3案ほどを提示し、小学4年生から中学3年生までを対象にアンケートを実施する。家族と相談して1票を投じてもらい、その結果を参考に1案を決定。細部を調整し、来年3月ごろの完成を予定している。

14日に越後加茂川夏祭り ウキウキ桃釣り大会が復活

第41回越後加茂川夏祭りは14日(金)午後2時から9時まで、加茂川河川敷の西宮橋から栄橋までの区間で開く。

第41回越後加茂川夏祭り
第41回越後加茂川夏祭り

物価高騰で運営資金の確保が厳しいなか、市民や事業所の協賛金、募金に加え、キリンビールの「晴れ風ACTION」を通じた全国からの支援を受けて開催する。

午後2時から9時まで「おいしんぼ広場」を開設。かき氷、ジュース、ビール、おつまみなどを販売する。午後2時から4時まで、加茂川を流れる大きな桃を釣り上げて景品を獲得する「ウキウキ桃釣り大会」が復活する。

このほか、大輪投げや自衛隊車両、バイクの展示を行う。午後4時半から加茂ライオンズダンスを皮切りに、子どもたちのダンスやよさこいソーランを披露する。

午後6時20分から、市内の園児や市民が作った灯ろうを加茂川に流す。午後7時からオープニングセレモニー、加茂中学校の「KAMO坂21」の演舞、飛び入り参加歓迎の盆踊り大会と続く。

午後8時半からの大花火大会では、噴水花火や2尺玉、名物の大ナイアガラ花火が夜空と川面を彩る。

安全対策として会場内に仮橋は設けず、対岸への移動にはスロープを利用する。周辺道路では午後6時半から10時ごろまで車両通行止めなどの交通規制を行う。

市内14の障がい福祉事業所を見学

17日(月)から22日(土)まで、初めての福祉事業所見学イベント「ふらっと見学OK!〜加茂の福祉をのぞいてみようWEEK〜」を市内14事業所で開く。加茂市自立支援協議会が企画、運営する。

第41回越後加茂川夏祭り
「ふらっと見学OK!〜加茂の福祉をのぞいてみようWEEK〜」

各事業所の作業内容や雰囲気を実際に見てもらい、障がい福祉サービスや障がいのある人の「働く場」への理解を深め、将来の進路やサービス選択に役立ててもらう。

対象は特別支援学校や支援学級などの児童、生徒と保護者、障がい福祉サービスの利用を検討している人、福祉分野で働くことに関心のある学生や社会人、障がい者雇用や事業所への業務発注を検討する企業など。障がいの有無や市内外を問わず参加でき、福祉事業所同士の見学も受け入れる。

市ではこれまで、学校と福祉事業所による説明会を毎年、開催してきた。その積み重ねで学校側が事業所の情報を把握し、事業所側からも紙による情報提供で足りるとの意見が出たことから、ことしは実際の現場へ気軽に足を運んでもらう事業にあらためた。

2024年12月施行の「障がいのある人もない人も支えあいともに生きる加茂づくり条例」、通称「加茂支えあい条例」の第17条に掲げる「障がいのある人の自立及び社会参加のための支援」に基づく取り組みでもある。

参加事業所は、雪椿の舎、Sprite、ファンフューチャー、I WORKS、やまびこ、いんくる加茂福祉相談センター、平成園、第二平成園、第三平成園、ドッグテラス、いんくる五泉加茂など。生活介護、就労継続支援、相談支援、施設入所支援、共同生活援助などの現場を公開する。

見学可能な日や時間、人数などは事業所ごとに異なる。第三平成園は事前予約が必要で、そのほかの事業所についても市は訪問前に希望先へ日時や人数を連絡するよう勧めている。見学時は受付簿へ記入し、アンケートに協力する。写真撮影には事業所の許可が必要となる。

加茂紙漉場で紙漉き体験

加茂紙漉場(加茂市上町1-22)では、かつて七谷地区で生産された和紙「加茂紙」の紙漉き体験を行っている。

第41回越後加茂川夏祭り
紙漉き体験

中学生以上を対象とする通常の紙漉き体験は10月15日まで。午前10時と午後1時半からの2部制で、B5判の紙漉きから乾燥、紙遊びまでを体験する。定員は各回1人から5人。

夏休み期間中は、小学生と保護者を対象に「親子紙漉き体験」も行う。開催日は10、17、20日が午前10時と午後1時半の2回、11、22日が午前10時の1回。1組でB5判2枚を漉き、紙遊びも体験する。所要時間は1、2時間程度で、定員は各回5組。

第41回越後加茂川夏祭り
紙漉き体験

料金はいずれも1,500円。親子体験は子ども1人を追加するごとに500円が加算される。会見時点では各回とも申し込み可能で、希望日の5日前までに加茂紙漉場、電話0256-52-4184へ申し込む。

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