新潟県新潟市西区木山の業務用総菜製造、フードファクトリー株式会社(資本金300万円、従業員3人)は3日、新潟地裁から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約16人に対し約3338万円。
帝国データバンク新潟支店の調べでは、同社は2011年創業、2015年9月に法人改組した総菜製造業者。ホテルやレストラン向けを中心に、ビーフシチューや煮込み料理、野菜のゼリー寄せなどの西洋料理を主力とし、西洋風のおせち料理や季節、顧客の要望に応じた商品も手がけていた。
外食産業で人手不足が顕著になるなか、料理品のアウトソーシング需要を取り込み、2024年7月期には年売上高約3400万円を計上していた。
一方、代表1人が製造管理と営業を兼務する小規模な運営で、人材確保や組織力の強化が課題となっていた。人件費や光熱費などのコスト上昇も重なり、財務基盤は脆弱(ぜいじゃく)で資金的な余力に乏しい状況が続いていた。このため事業継続を断念し、2026年3月までに事業を停止していた。
