新潟県燕市大曲の燕市産業史料館の体験工房館が盆休みを利用した家族連れや帰省客、観光客でにぎわっている。多い日には200人を超える人がものづくりを体験し、史料館正面の駐車場が満車になる盛況ぶりだ。
燕市産業史料館は、燕市の金属洋食器や鎚起銅器などの歴史と技術を紹介する施設。江戸時代の和釘作りから職人の手仕事が金属洋食器や器物へと進化した燕のものづくりの聖地だ。
体験工房館は、2019年月のリニューアルで新設された。展示を見るだけでなく、自ら金属に触れて加工する体験を通じ、ものづくりのまち燕の魅力を実感できる。
金づちで金属の表面に模様を施す鎚目(つちめ)入れをはじめ、錫(すず)のぐい呑みや小皿作り、チタン製スプーンの酸化発色など、燕市が誇る金属加工の技術に触れられる多彩なメニューを用意している。
盆休みは、駐車場の車の8割以上が県外ナンバー。近県や首都圏の家族連れが中心で、人気の槌目入れは席が足りなくなるほどの人気だ。料金はタンブラー2,700円、ショットグラスとぐい呑みが各2,200円。
ほかには、丸い錫板を木槌で成形する錫ぐい呑み製作は3,300円、円形や正方形、六角形、八角形から選べる錫の小皿作りは1,500円。電圧の強弱によって24種類の色を表現できるチタン製スプーンなどの酸化発色は、短時間で体験できることから幅広い年代に親しまれている。
入館料は大人400円、小・中学生、高校生100円で、体験料は別途必要。開館時間は午前9時から午後4時半までで、体験の受け付けは閉館30分前まで。休館日は月曜で、祝日の場合は翌平日。問い合わせは燕市産業史料館(電話0256-63-7666)へ。
