公益社団法人三条市シルバー人材センター(新潟県三条市)と終活関連サービスを展開する株式会社鎌倉新書(東京都中央区、小林史生代表取締役社長COO)は17日、地域のシニア層のセカンドキャリア支援と就労機会の拡大に向けて連携を始めた。
鎌倉新書が同日スタートしたミドル・シニア層向けのキャリア伴走型サービス「まなびtoしごと〜学び直しとお仕事の一生涯パートナー〜」と、三条市シルバー人材センターの地域に根差した就労支援を結び付ける。
学びと就労のギャップを解消
人生100年時代を迎え、定年退職後も働き続けたいと考えるシニア層が増えている。一方で「これまでのスキルだけでは新しい仕事に対応しにくい」「学び直しても具体的な就職先が見つからない」といった学びと就労の間にあるギャップが課題となっている。
シルバー人材センターでも、会員の多様化する就労ニーズに対応するため、新たな知識や技能を身につける機会の提供、学び直した人材の確保が求められている。
両者は民間企業が提供する学習・求人サービスと、地域組織がもつ仕事や活動の情報を組み合わせ、学び直しから地域での就労までを一体的に支援する。
双方のウェブサイトを相互リンク
連携の第1弾として、17日から双方のウェブサイトを相互リンクで結んだ。「まなびtoしごと」で学び直した利用者や、臨時的、短期的な仕事を希望する人には、三条市シルバー人材センターの活動や仕事の情報を案内し、地域での活動参加につなげる。
一方、同センターの会員で、デジタルスキルや新しい職種の知識を身につけたい人、より専門的な仕事に挑戦したい人には、「まなびtoしごと」のリスキリングプログラムや求人情報を紹介し、仕事の選択肢を広げる。
鎌倉新書は今回の連携をモデルとして、今後は自治体との提携や官民協働事業への参画も進める方針。高齢者だけでなく、若年層のキャリア形成やミドル層の再就職を含む幅広い世代の就労課題に取り組み、年齢にかかわらず学び、地域社会で活躍できる仕組みづくりを目指す。
「まなびtoしごと」の公式サイトは、https://manabitoshigoto.jp。三条市シルバー人材センターの公式サイトは、https://sanjousilver.wixsite.com/silver。
