弥彦の丘美術館(新潟県弥彦村)で22日から企画展「東 富有・有達 父子展-感恩と慈悲 光と色彩の世界-」が開かれる。新緑の田園や夕日に輝く日本海など、父子が透明感豊かな水彩で描いた故郷、新潟の風景を展覧する。9月27日まで。
東富有(あずま・ふゆう)さんは、大学で美術教官を5年間、務めた後、新潟大学大学院修士課程を修了。「新潟印象展」で画家デビューし、国内外で個展を開いてきた。現在はJIWI日本国際水彩画会代表に就く。
東有達(あずま・ゆうだ)さんは新潟市を拠点に画家として活動する。学校法人新潟国際藝術学院理事長兼学院長を務め、AZUMAs美術学院新潟校を主宰する。
父子は、大自然の恵みに感謝し、すべての命を慈しむ心を筆に託し、透明な色彩の中に光と希望を映し出すことを創作の信念としてきた。
作品は、水彩画ならではの透明感やグラデーションを生かし、光と影が織りなす風景を表現。西洋画の明暗表現と、水墨画のにじみやぼかしを組み合わせる。東洋と西洋の感性や技法を融合させた表現も見どころだ。
今回は、東富有さんの「新緑」や東有達さんの「日本海」をはじめ、身近な新潟の自然を題材にした作品が並ぶ。父子による展覧会はこれまでも国内外で開いており、中国で「東氏親子の水彩画世界作品展」や「東氏父子の水彩画世界」、国内では「AZUMAs水彩画展」や「AZUMAs絵画展」を開いている。
作家による実演やスケッチ教室も
会期中は関連イベントも行う。8月29日午後1時半から水彩画のデモンストレーション、9月20日午後1時半からシンガーソングライター岡村翼さんによるピアノ弾き語りのミュージアムコンサートを開く。
さらに9月13日午後1時半から4時まで高校生以上を対象に「大人のための野外スケッチ教室・持参作品へのアドバイス」を開く。東有達さんの指導で美術館周辺の風景を描き、作品完成後に講評を受ける。自作を持参してアドバイスを受けることもできる。定員は先着20人ていど。
9月23日午後1時半から4時まで保育園児から参加できる「親子で体験 水彩画教室」を開く。水彩絵の具と塩を使って弥彦山を描く。保護者同伴で定員は先着30人ていど。
両教室とも会場は弥彦総合文化会館2階研修室。水彩画道具を持っていない人には貸し出し、スケッチ用紙は主催者が用意する。最後に美術館へ移動して展示作品の解説を聞く。入館料が必要だが、中学生以下は無料。申し込みは8月17日から弥彦村教育委員会社会教育課(電話0256-94-4311)で受け付ける。
企画展は9月27日まで会期中無休。開館時間は午前9時から午後4時半まで。
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■東 富有・有達 父子展 大人のためのスケッチ教室・持参作品へのアドバイス
