三条市の花、ヒメサユリが群生する三条市下田(しただ)地区の高城城址とその登山道「ヒメサユリの小径(こみち)」でことしも「越後三条・高城ヒメサユリ祭り」が開かれており、淡いピンク色のヒメサユリの花は、今週末にピークを迎える。
下田地区に古くから自生するヒメサユリ。その群生地が、標高372メートルの高城城址に続く登山道にあり、地元の「ヒメサユリの小径・白鳥の郷運営委員会ヒメサユリ部会」が毎年、開花期にあわせて「ヒメサユリ祭り」を開いている。
ことしの祭り期間は、15日から31日まで。4月上旬の寒の戻りの影響で、開花は例年より3日から1週間ほど遅い15日だった。前半は花の数は少なく、ここ2、3日で一気に開花が進み、23日にほぼ満開となった。
開花にあわせて県内外から大勢の人が訪れており、23日にも駐車場は、広島、水戸、大阪などの県外ナンバーの乗用車やマイクロバスも並んでいた。
千葉から新幹線と路線バスを乗り継いで来たという女性は、ヒメサユリの花が見たくて初めて三条市を訪れた。「優しい色合いですね。こんなに近くでたくさん見られてよかった」と話し、カメラにおさめた。交通手段については、前もって調べたがわかりにくくて苦労したと言い、この時期だけでも新幹線などJR利用者の便がよくなるとありがたいとも話していた。
祭り期間中は、登山道登り口の駐車場で、ヒメサユリの苗や地元森町地区でとれたコメや野菜、山菜、笹団子、こんにゃくなどを販売している。
今後のイベントは、26日午前9時から先着100人におにぎりをプレゼント。25日と26日は、道の駅「漢学の里しただ」、同駐車場、八木神社、八木ヶ鼻公園、八木ヶ鼻温泉いい湯らていの5カ所を巡回する無料のシャトルバス週末周遊バスを運行する。
期間中の登山は、維持管理協力金として1人200円の協力を求めている。山道なので、トレッキングシューズやスニーカーなど歩きやすい靴や服装で出かけた方がいい。また、今後数日は真夏並みの暑さが予想されているので、帽子着用や水分補給など熱中症対策も必要だ。
(佐藤)




