三条市立大学(新潟県三条市上須頃、アハメド・シャハリアル学長)は4日、小学生、中学生、義務教育学校生を対象にした体験型科学イベント「Science & Technology Program for Kids 2026」を開き、教員と大学生スタッフの指導で子どもたちからものづくりや科学の楽しさを体験してもらった。
2021年の開学から毎年、開いている大学の機能を生かした子ども向けの科学イベント。「発見と学びの夏にしよう!」をテーマに、実験や工作、ロボット、レーザー、電気などに関する10のプログラムを用意し、子どもたちから参加してもらった。
各プログラムは定員10人ほどで参加者を募集し、ほぼ定員いっぱいの申し込みがあった。ほかにも当日参加できる3つのフリープログラムを用意した。
子どもたちは夏休みを前に、大学の施設で本格的な科学やものづくりにふれ、発見と学びの時間を楽しんでいた。
「自分でできるのが楽しい」
会場では、子どもたちが教員や大学生スタッフに教わりながら、工作や実験に熱中した。完成した作品を手に笑顔を見せたり、仕組みを確かめるように何度も試したりする姿が見られた。
子どもと一緒に参加した母親は「すごく楽しそうにしている。ポケモンが大好きな子なので、ポケモンの色を塗るのを喜んでいる。いい施設で、これからもこんな取り組みを続けてほしい」と話した。
別の母親は、子どもがプログラムを選ぶところから楽しみにしていたと言い、「大学で体験できる機会は貴重なので、そこが楽しくて応募した。子どもはどのプログラムに参加するか悩むところから喜んでいた」と子どものやる気を喜んでいた。
学長「皆さんのキラキラした顔を見るとうれしい」
アハメド・シャハリアル学長も会場を見て回り、子どもたちが真剣に取り組む様子に目を細めた。
シャハリアル学長は「皆さんのキラキラした顔を見ると、こちらがうれしくなる」。ことしの内容について「いろいろ変えたりして、子どもたちが集中できる内容になっていると思う。選択の自由も増えた。あまり難しくし過ぎず、皆さんが喜ぶようなテーマになっている」と話した。
また、小学生から中学生まで幅広い年代が参加することから、「いろいろな年齢の子どもたちが楽しめるようにしている」とし、大学の機能を地域の子どもたちに開く取り組みの意義を語った。
