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燕三条の未来を子どもたちが議論 視察ツアーで地域を学び「合併」の是非を考える

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一般社団法人燕三条青年会議所(酒井貴輝理事長)は8月1日と22日の2日間、小学4年生から中学3年生までを対象に「燕三条こども議会」を開く。初日に燕三条地域の歴史、産業、防災、エネルギーなどを学ぶ視察ツアーを行い、2日目は旧議場で燕市と三条市の合併の是非や地域の発展策について意見を交わす。定員25人で参加無料。

燕三条こども議会
燕三条こども議会

7施設を巡って地域の成り立ちを学ぶ

初日の8月1日は、午前7時半に三条商工会議所に集合。参加する子どもたちだけでバスに乗り、青年会議所メンバーとともに燕三条地域の7施設を巡る。保護者は同行できない。

移動中のバスでは、なぜ燕三条でものづくりが発展したのか、燕市と三条市がどのような関係にあるのかなどを学ぶ勉強会を行う。

最初に訪れる三条市の吉ヶ平自然体感の郷では、旧八十里越を通じて会津からものづくりの技術が伝わり、製鉄に必要な木炭が吉ヶ平で作られていた歴史を学ぶ。

続いて、スノーピークヘッドクォーターズミュージアム、水防学習館、諏訪田製作所、大河津分水資料館、メガソーラー発電所「TSUBAME site」、燕市産業史料館を見学する。

燕三条を代表する工場や産業観光施設だけでなく、水害から地域を守り、農業や産業の発展を支えた大河津分水、燕市の最終処分場跡地を活用した太陽光発電施設などを巡り、産業、歴史、観光、防災、行政のつながりを考える。

昼食には、地元産のもとまちきゅうり、つばめトマト、十全ナスを使った夏野菜カレーを味わう。午後5時に三条商工会議所で解散する予定。

「燕三条市」は最適解なのか

燕三条こども議会
燕三条こども議会

2日目の8月22日は、午前10時半からかつて三条市に合併前の栄町議会で使われた三条市役所栄庁舎の旧議場を会場に「こども議会」を開く。保護者も傍聴できる。

議題は、燕市と三条市がより良くなるために合併すべきかどうか。合併しない場合には、地域発展のためにどのような取り組みが必要かを、初日の視察で学んだことを踏まえて理由とともに発議する。ほかの参加者が質問し、議会と同様の形式で意見を交わす。

燕三条JCは、前身の燕青年会議所と三条青年会議所が合併した約30年前から「燕三条市」の実現を掲げてきた。ただ、子どもたちには合併を前提とせず、「本当に最適な解なのか、それとも別の方法があるのか」を自由に考えてもらう。

事業を担当する燕三条タスクフォース2040プロジェクトチームの西岡修平プロジェクトチームリーダーは、地域を知ることが地域を好きになることにつながるとし、「これからを担う子どもたちに、地域がより発展するためにはどうすればいいのかを考えてもらいたい」と話した。

議会の仕組みを体験することで、政治や地域づくりへの関心を高めるのも狙い。夏休みの自由研究にも活用できそうだ。

対象は小学4年生から中学3年生までで、2日間とも参加できることが条件。定員25人、先着順。参加費は無料。7月28日現在、10人以上の空きがあり、参加を呼びかけている。

申し込みはチラシの二次元コードから行う。問い合わせは燕三条青年会議所事務局(電話0256-32-5151、西岡さん)。

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