「土用の丑(うし)の日」の26日、新潟県燕市国上の「道の駅 SORAIRO 国上」で、小学生を対象にした「うなぎまるごと体験!」が開かれた。燕市内の小学1年生から4年生まで10人が保護者と参加し、うなぎにふれ、職人がさばく様子を間近で見ながら、食べ物の命や食文化について学んだ。
ぬるぬるのうなぎに悪戦苦闘
「命をいただく大切さを、体験しながら学ぼう!」をテーマに毎年開いている人気企画。夏休みの自由研究にも役立ててもらおうと、うなぎを食べる「土用の丑の日」にちなんで開き、ことしで3年目となった。
うなぎを捕まえてから調理し、実食までを体験するもの。このうち子どもたちはうなぎを捕まえることと、開いたうなぎの串打ちを自分で体験。うなぎをさばいたりやいたりの調理は職人が行った。
子どもたちはバケツに入ったうなぎの手づかみに挑戦。軍手を着たが、それでもぬるぬると滑ってうなぎは逃げ出した。
地面に落としてしまうこともあり、それでも簡単には捕まえられず、歓声や奇声を上げて悪戦苦闘していた。
職人技を間近で見学
続いて、職人がうなぎをさばく様子を見学した。目の前で包丁が入り、ふだんは見ることのない調理の工程が進むと、子どもたちは真剣な表情で見つめた。
一方で、生き物が食材になっていく様子に「ちょっとグロい」と率直な感想を口にする子も。そのあと職人に手伝ってもらってくし打ちを体験した。
職人がうなぎを炭火でかば焼きにしている間、子どもたちは「うなぎクイズ」に参加した。「うなぎはどこをつかむとよいか」「関西では腹から開くが、新潟ではどこから開くか」「流通するうなぎに占める国産の割合はどのくらいか」などの問題の答えを考えた。
最後は自分で捕まえたうなぎのうな重をみんなで味わった。生き物の命が食事になるまでの過程を体験。「最初は気持ち悪かったけど、おいしい」と手のひらを返してにっこりだった。



