角利産業

kenoh.com

ケンオー・ドットコム

燕三条・新潟県央地域のニュース

三条祭りへ仕上げのけいこ 「てんぐ」の高げたと囃子が響く

広告

新潟県三条市・八幡宮(藤崎重康宮司)の春季例大祭「三条祭り」で15日行われる大名行列に向けて12日夜、八幡宮でてんぐを務める三条導祖神会(どうそじん)会と囃子(はやし)を担当する八幡宮囃子方組合(鈴木直会長)が八幡宮でけいこの仕上げを行った。

三条導祖神会のけいこ
三条導祖神会のけいこ

三条導祖神会

三条導祖神会が担当するてんぐは、大名行列のペースメーカー。会員10数人が道中で交代して務める。6日から13日まで毎晩、八幡宮参道から続く八幡小路で練習している。

1枚歯か2枚歯の高さ約60センチもある高げたをはく。脇を支えてもらって歩く。練習ではふらつく場面もあったが、ひたすら歩き続けてバランス感覚を取り戻していた。高げたをアスファルトに振り落とす渇いた音が響く。

清められていく感覚、元プロボクサーも奮闘

ことしは新人はいない。2年目の福田隆宏さん(53)=(株)マルナオ代表取締役=は、「ふだん乗らない自転車を一年に1回乗って、自宅からここに来て、準備をして、けいこして」と、けいこから1年でも特別な体験だ。

「てんぐになって歩いていると清められていく。ふだんの生活と正反対のような時間を味わうことができる」と言う。

同じく2年目の小林秀徳さん(47)=(株)ヤマトキ製作所=は元プロボクサー。人一倍、体力に自信はあるが、練習に息が上がる。「1年目はなんか頑張ればいいだけだったけど、2年目やっぱりボクサーの2戦目みたいな。デビュー戦はがむしゃらに行くが、2戦目、3戦目はいろいろ考えるようになる」。

ボクサーとしての経験を重ねながらも「けがだけしないように、転ばないように一生懸命やりたい」と話していた。

八幡宮囃子方組合は小林新会長となって初めての三条祭り

八幡宮囃子方組合は、大名行列に加わるだけでなく、14日午後7時からの宵宮祭の神事のあと30分ほど境内でも演奏する。

八幡宮囃子方組合のけいこ
八幡宮囃子方組合のけいこ

けいこは2日に始まって6日目の12日は最終日となった。大名行列には会員50人が参加。2年前から女性が参加できるようになり、ことしは13人が女性だ。

会長の小林柳太郎さん(73)は、入会から35年。昨年夏に会長に就いて初めての三条祭りを迎える。「女性が大名行列に加わってやっぱり華やかになった。ことしも例年通り無事にできれば」と気を引き締めていた。

広告