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燕市が合併20周年事業続々 大曲エリア愛称は「まがりんく」に決定、水道基本料金6カ月減免 ナフサ高騰の影響も注視

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新潟県燕市の佐野大輔市長は26日、5月の定例記者会見を開き、大曲・県央大橋西詰エリアの愛称決定、食育情報発信インスタグラムの開設、広報つばめ子ども記者の活動開始、合併20周年記念事業、水道基本料金の6カ月減免など8項目を発表した。

佐野市長
佐野市長

大曲エリアの愛称は「まがりんく」

市は、7つの特徴的な施設が集まる大曲・県央大橋西詰エリアの愛称を「大曲にぎわい交流エリア まがりんく」に決めた。

4月1日から26日まで愛称を募集し、全国から822件の応募があった。内訳は燕市内280件、燕市を除く県内70件、県外472件。応募方法は投票箱60件、ウェブフォーム762件の内訳だった。

「まがりんく」は、地名の大曲に、つながりやきずなを意味する「リンク」を組み合わせたもの。子育て、スポーツ、産業、自然に関わる施設が響き合い、エリア全体がつながるイメージを表現した。応募者は東京都、千葉県、神奈川県在住の3人で、採用者には賞状と賞金5万円を贈る。

愛称は6月1日から使用し、イベントや2025年度に整備したマップサイト、各施設のサイネージなどで活用する。佐野市長は「市のシンボルゾーンとして、いっそう親しみを持ってもらえるようPRを図っていきたい」と話した。

ロゴは公募せず、市が今後作成する方針で、「各施設や人がリンクしていくイメージを伝えたうえでつくってもらう」とした。

食育インスタ「もぐもぐつばめ」を6月19日に開設

燕市は「食育の日」の6月19日(金)、食育情報を発信する公式インスタグラムアカウント「もぐもぐつばめ」の運用を開始する。

ユーザー名は「mogumogu_tsubame」。毎日の食卓に役立つ簡単な副菜レシピ、栄養バランスや生活習慣病予防に関する情報、健康づくり調理実習や食育教室などのイベント情報、「つばめ食育だより」の発行案内などを発信する。

佐野市長は、子育て世代や働き世代が手軽に食育のヒントを得て、自身の健康や家族の食生活を豊かにするきっかけにしたい考えを示した。

発信内容は季節の食材に合わせ、イチゴやキュウリなど旬に応じたレシピを想定。監修は健康づくり課や市の栄養士、食生活改善推進委員などと連携して進める。

子ども記者19人が「燕市の魅力」を取材

市内の小学5、6年生が編集する「広報つばめ子ども版」の第15期生の活動も始まる。ことしは市内8小学校から19人が参加する。

6月24日午後6時半から燕市役所1階つばめホールで任命式を行い、佐野市長が任命書と腕章を交付する。その後、第1回編集会議を開き、19人が3チームに分かれて全体テーマ「みんなに伝えたい燕市の魅力」をもとに取材テーマを検討する。

ことしは燕市合併20周年を意識した視点を取り入れ、約4カ月にわたって企画、取材、編集など計10回の活動を予定する。

子ども版は11月号に折り込んで発行し、A4判8ページ、フルカラーで約3万1200部を発行する予定。紙面に載せきれない取材内容は活動記録動画としてYouTubeで公開する。

こども服と絵本の譲渡会 7月5日にSORAIRO国上で

こども服と絵本の譲渡会
こども服と絵本の譲渡会

子育て支援とリユースを結びつけた「こども服譲渡会」を7月5日(日)午前10時から午後4時まで、道の駅SORAIRO国上の正面イベントスペースで開く。

道の駅SORAIRO国上とゼンドラが主催し、燕市が共催。サイズが合わなくなったり、使わなくなったりした子ども服を無料で回収し、必要とする家庭へ無償で譲渡する。絵本の譲渡会も同時開催する。

対象は子育て世帯の保護者と子どもで、住所は問わない。対象品は新生児から160センチまでの洗濯済みで傷や汚れのない子ども服と、読まれなくなった絵本。枚数制限を設ける。

譲渡会に先立ち、6月1日(月)から26日(金)まで、市役所子育て応援課18、19番窓口の待合スペースに特設コーナーを設け、午前9時から午後4時半まで回収する。土、日曜と祝日は除く。

佐野市長は「家庭に眠っているものがあれば、ぜひ積極的に提供してほしい」と呼びかけた。

市役所壁面に投影 燕デジタル花火の絵を募集

合併20周年を記念し、市は夏まつりのフィナーレイベントとして「みんなでつくろう燕デジタル花火大会」を8月23日(土)、燕市役所で開く。午後7時から9時まで、市民らが描いた絵をデジタル花火にして市役所庁舎壁面に投影する。

投影する絵は6月1日(月)から7月31日(金)まで募集する。募集数は先着360枚。指定用紙は観光振興課、燕・吉田・分水の各図書館、市内児童館と児童研修館、市内小学校14校、3地区夏まつり特設ブースなどで配布する。

応募資格は限定しない。油性ペンで描くこと、投影できるのは絵のみで文字は投影できないこと、専用用紙以外では投影できないことが注意点。佐野市長は「自分の絵が庁舎を彩る。多くの人に参加してほしい」と話した。

8月9日に「つばめお笑いフェス」

つばめお笑いフェス
つばめお笑いフェス

合併20周年記念事業の第1弾として、8月9日(日)午後2時から燕市文化会館大ホールで「つばめお笑いフェス」を開く。開場は午後1時半。

出演はロッチ、や団、ヤーレンズ、真空ジェシカ、キンタロー。、春とヒコーキ、ラパルフェの7組。漫才やコントなどのステージを繰り広げる。

定員は全席指定680席で、未就学児の同伴、入場は不可。入場料は前売り4,500円、当日5,000円。市民先行販売は6月7日(日)午前9時から中央公民館のみで行い、住所を確認できる身分証明書が必要になる。

一般販売は6月14日(日)午前9時からで、中央公民館のほか、セブンチケット、ローソンチケット、イープラスで扱う。

佐野市長は「真空ジェシカさんは大ファンなので楽しみにしている。キンタロー。さんがどういう形で出てくるのかも楽しみ」と期待した。

産業史料館で金属洋食器デザイン展

燕の金属洋食器デザイン展
燕の金属洋食器デザイン展

燕市産業史料館では6月16日(火)から7月20日(月・祝)まで、「燕の金属洋食器デザイン展」を開く。

燕市のカトラリー国内シェアは90%以上とされ、製造の歴史は1911年(明治44)にさかのぼる。企画展では、燕の金属洋食器製造の歴史を振り返りながら、洋食器デザインの変遷を紹介する。グッドデザイン賞などの受賞歴がある金属洋食器を含む約50点を展示する。

会場は燕市産業史料館別館企画展示室。時間は午前9時から午後4時半まで。月曜休館だが祝日の場合は翌平日休館。入館料は大人400円、小中高校生100円。

関連イベントとして7月5日(日)午後2時から3時まで、日本金属洋食器工業組合の小林貞夫理事長による作品解説会を開く。参加費は無料だが入館料が必要。ミュージアムショップでは企画展出展企業が製造した金属洋食器も販売する。

水道基本料金を6カ月全額減免

物価高対策として、燕市は水道基本料金を6月検針分から11月検針分までの6カ月間、全額減免する。請求月は7月から12月。国の臨時交付金を活用する。

対象は市内すべての使用者で、官公庁と臨時用は除く。燕・弥彦総合事務組合水道局から給水を受けている市内使用者は手続き不要。下水道使用料は減免対象外。

一般家庭の口径20ミリの場合、1カ月の基本料金630円に消費税10%を加えた693円が減免され、6カ月で4,158円の減免となる。佐野市長は、燕応援フェニックスクーポン券や住民税非課税世帯、低所得のひとり親世帯への給付金とあわせ、「物価高の影響緩和に努めていく」と述べた。

ナフサ高騰など地域産業への影響も注視

発表後の質疑では、ナフサ価格や原材料確保の影響について質問があった。

佐野市長は、3月の産業振興協議会や4月の市内各業種への調査で、商工団体などから困りごとを聞き取ったとし、とくに塗装関係で使うシンナー、ビニールやプラスチック素材、アスファルト、塩ビ管などで不安や価格上昇の声があると説明した。

5月14日には「活力ある地方を創る首長の会」の会合で上京し、茂木敏充外相から国際情勢や原油確保の状況について話を聞いた。

国側からは通常通りの発注であれば来年3月ごろまで一定のめどがあるとの説明があった一方、現場では「1カ月後には2割、3割上がるかもしれない」といった不安から早めに確保したい実情があるとした。

市の公共工事への影響については、現時点で入札などに具体的な影響が出ているとは聞いていないとしながらも、「これから出る恐れがある。世界情勢を見ながら、燕市としてやるべきことがあれば見極めて取り組む」と述べた。

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