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三条市吹奏楽団が創立50周年記念演奏会 中高生35人も加わり節目の音色 6月14日に加茂文化会館で

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新潟県三条市を拠点に活動する吹奏楽団「三条市吹奏楽団」(渡辺健夫団長・団員45人)は、6月14日(日)午後1時半から加茂市・加茂文化会館大ホールで「創立50周年記念演奏会」を開く。県立三条商業高校吹奏楽部の卒業生を中心に1977年1月1日に創立し、第1回定期演奏会から数えて50回目となる節目の演奏会。半世紀にわたり地域に根差して活動を続けてきた楽団が、感謝を込めた演奏を届ける。

5月31日の三条市嵐南公民館での練習のようす
5月31日の三条市嵐南公民館での練習のようす

午後1時開場。入場料は全席自由で前売り800円、当日1,000円。未就学児は無料だが、座席を利用する場合はチケットが必要。チケットは加茂文化会館、わたじん楽器三条店で取り扱うほか、電子チケット(https://teket.jp/6335/67028)でも購入できる。

三条市吹は現在、県央地域を中心に長岡市や新潟市からも45人の団員が集う。団員の年齢は高校生から65歳までと幅広く、渡辺健夫団長(60)は「かつては平均年齢が20歳くらいだったが、今は45歳くらい。年齢の幅が広がってきた」と話す。

創立以来、定期演奏会や吹奏楽コンクール、ファミリーコンサート、地域からの依頼演奏などを重ねてきた。全国大会出場の経験もある。

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創立50周年記念演奏会のちらし

周年ごとのジョイントコンサート、中国での演奏、世界的な和太鼓奏者の林英哲さんを招いた公演なども行ってきた。

一方で、2004年の7.13水害では、楽器を格納している三条市嵐南公民館が浸水し、楽器が水没する被害も受けた。コロナ禍では活動を休止せざるを得ない時期もあったが、ここまで歩みをつないできた。

今回の演奏会は春の定期演奏会を「50周年記念演奏会」に代えて開く。50年前ごろに生まれた楽曲や、これまでの活動にゆかりのある楽曲を選んだ。指揮は河本隆吉さん、客演指揮は森田利明さん。

指揮の河本隆吉さん
指揮の河本隆吉さん

プログラムは「ディズニーランド50周年セレブレーション」、「サクソフォンとバンドのための青春の輝き」、「糸」、「ジャパニーズ・グラフィティXIX」、ことしのコンクール課題曲「黎明のエスキース」、「エオリア~吹奏楽のために~」、「交響詩『ローマの松』」など。

「エオリア~吹奏楽のために~」は、長岡市出身の作曲家で、三条市吹の常任指揮者を10年間、務めた田中賢さんの作品。三条市吹でもかつてコンクールで演奏したことがあり、長年、三条市吹の指導に携わる森田利明さんが客演指揮を務める。森田さんはヤマハ吹奏楽団を全国トップレベルに育てた指揮者としても知られる。

5月31日の三条市嵐南公民館での練習のようす
5月31日の三条市嵐南公民館での練習のようす

また、地域の中学生と高校生を中心に募集した「三条ジュニア・シンフォニック・ウインズ」も出演する。約35人の中高生が加わり、「スプリング・マーチ」、「はるかのトロンボーンコンサート・バンドのためのセレクション」、「交響的詩曲『走れメロス』」を演奏する。

練習は週3回。日曜に全体練習を行い、平日は仕事や学校の都合に合わせてパート練習や個人練習に励む。演奏会本番が近づき、団内の熱も高まっている。

渡辺団長は入団42年。これまでの歩みを振り返り、「ほとんどの行事に参加してきた。あっという間だったが、なんとかここまで来た」と感慨深い。中学校の部活動の地域移行などで、吹奏楽に触れるきっかけが少なくなることへの危機感もあり、「若い人にどんどん入ってもらえれば」と期待する。

左は渡辺団長
左は渡辺団長

「この50年は地域の方に支えていただいたからこそ。お客さんに喜んでもらえる演奏会にしたい。最近の曲からクラシックまで幅広く選んでいるので、皆さんに楽しんでもらえると思う」と来場を呼びかけている。

問い合わせは津田さん(電話050-3692-4758、午後6時以降)へ。駐車場には限りがあるため、主催者は公共交通機関の利用や乗り合わせへの協力を求めている。

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