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とんかつ店「銭形」(上越市)が破産 負債約21億円、上越市で半世紀営業

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とんかつ店「銭形」を経営していた有限会社銭形(新潟県上越市、資本金600万円)が8月25日、新潟地裁高田支部から破産手続き開始決定を受けた。負債は債権者約2人に対し約21億円。

帝国データバンク上越支店の調べでは、同社は1974年10月創業、翌75年4月に法人改組。「銭形」の店名で長く親しまれ、上越市だけでなく柏崎市や妙高市にも出店し、ピーク時には5店舗を展開。年売上高約5億円を計上していた。

しかし、その後は大手外食チェーンの進出などで厳しい経営環境が続き、店舗を順次閉鎖。2010年には本店だけの営業となった。

その後も新型コロナウイルスの影響などから客足は回復せず、2025年7月期の年売上高は約2500万円まで落ち込んでいた。借入負担が重く、代表者の体調不良も重なり、同年12月には休業。再オープンのめども立たないことから事業継続を断念した。

破産管財人には見竹泰人弁護士が選任された。債権届け出期間は10月6日までで、財産状況報告集会は11月30日午後1時30分から。

なお、県内には同じ「銭形」の店名を掲げるとんかつ店が複数あるが、帝国データバンクによると今回破産した会社とは直接の関係はない。

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