新潟県阿賀町津川地区で、6日(土)午後3時半から第34回「つがわ狐(キツネ)の嫁入り行列」が行われる。津川に伝わる狐火伝説をもとに、狐のメイクをした花嫁が約108人のお供を連れ、木遣(きや)りにのせて津川の町を練り歩く。
麒麟山(きりんざん)には狐がいて、毎晩のように狐の声が聞こえ、狐火が見られたと伝わる。かつて嫁入りは夜に行われ、提灯を下げて進む行列の灯りと狐火が重なって見えたことから、狐の嫁入り行列が生まれたともいわれる。
狐火が多く見える年、つまり狐の嫁入り行列が見えた年は豊作で縁起が良いとされ、親から子へ、子から孫へと語り継がれてきた。
当日は午後3時半から住吉神社で花嫁・旅立ちの儀を行い、白無垢(しろむく)姿の花嫁が里に別れを告げる。
4時45分に住吉神社を出発して「狐の嫁入り行列」が始まり、「イヤーソーラィー」の木遣りにのせて、狐の動作をユーモラスに再現しながらおごそかに町を進む。
5時から下越酒造前で、花嫁・花婿出会いの儀と保育園児による子狐祝い踊り。6時ごろには、ひまわり保育園前で仲人の出迎えと花嫁・花婿のおもてなしが行われる。
6時45分ごろ麒麟山公園に到着し、7時から結婚式・披露宴。7時半からフィナーレで、花嫁と花婿が狐火に化身して麒麟山へ向かう。
会場は阿賀町津川の住吉神社や麒麟山公園。アクセスは磐越自動車道津川インターチェンジから。問い合わせは、つがわ狐の嫁入り行列実行委員会事務局(阿賀町まちづくり観光課内、電話0254-92-4766)へ。
津川には関連施設「狐の嫁入り屋敷」もあり、狐火をテーマにした映像や、行列を約30分の1で再現したジオラマを展示。狐のメイク体験や狐の面づくり体験も楽しめる。
