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鎚起銅器の玉川堂で江戸切子を展示販売 東京・大田区の東亜硝子工芸のグラス、ぐいのみなど約20点

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鎚起(ついき)銅器の「玉川堂」(玉川基行代表取締役社長)燕本店(新潟県燕市中央通2)で10日、東京・大田区の老舗の江戸切子工房「東亜硝子工芸(株)(TOAGLASS)」の作品を紹介する江戸切子展示販売会が始まった。23日(火)まで店舗スペースでグラスやぐいのみなど約20点を展示している。

玉川堂で開かれている東亜硝子工芸の江戸切子展示販売会
玉川堂で開かれている東亜硝子工芸の江戸切子展示販売会

銀座での催事をきっかけに江戸切子が燕本店へ

玉川堂では昨年、東京・GINZA SIX内の玉川堂銀座店で開いた伝統工芸の催事で東亜硝子工芸の江戸切子を紹介した。その縁から、東京だけで終わらせず、燕本店でも新潟の人に見てもらおうと企画した。

玉川堂では1枚の銅板をたたいて作る鎚起銅器を中心に扱っている。銀座店ではこれまでも静岡の竹細工や秋田の樺細工など、他産地の伝統工芸も紹介してきた。今回はその流れで、江戸切子を燕本店に持ち込んだ。

透明感のある江戸切子と重厚な銅器が対照的に並ぶ

展示しているのは、東亜硝子工芸の職人が手がけたグラスやぐいのみなど。価格は2万円台から7万円台まで。江戸切子といえば青や赤のペアグラスを思い浮かべる人も多いが、会場には多彩な色やカットの作品が並ぶ。

東亜硝子工芸は少人数の職人が製作する工房。会社として製品を販売するだけでなく、若い職人が自らデザインした作品も扱い、職人個人の表現も大切にしているという。

対照的な特徴をもつ鎚起銅器と江戸切子が不思議とマッチ
対照的な特徴をもつ鎚起銅器と江戸切子が不思議とマッチ

特徴は、色を多く残すよりも、大きく削って透明な部分を生かすようなカット。光が当たると、ガラスの透明感と細かなカットが際立ち、鎚起銅器の重厚な質感とは対照的な美しさを見せる。

「定番のイメージとは違う江戸切子を見て」

玉川堂の担当者は「私たちもガラスを扱うのは初めて。さわるのも怖いくらいだったが、並べて光が当たると本当にきれい。製品そのものの力がある」と話す。

「江戸切子は記念品のような青や赤の日本酒用グラスのイメージが強いかもしれない。今回の作品は、いわゆる定番とは少し違う。いろいろなカッティングや色を、ぜひ手に取って見てほしい」と来場を呼びかけている。

時間は午前8時半から午後5時半まで。土曜、日曜、祝日は休み。問い合わせは玉川堂燕本店(0256-62-2015)。

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