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青海神社の夜に神域へと導く光 創建1300年の「あかりまいり」に青い海の雲海の新演出

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新潟県加茂市の青海神社(古川修宮司)で、夜の境内を光で包む「あかりまいり」が開かれている。6年目のことしは、創建1300年の節目にあたり、参拝者を照らす新たな光の演出や、青海神社の名にちなむ“青い海”を思わせる演出、さらに雲海のような演出も加わり、幻想的な空間で参拝者を迎えている。

新たに青い海が登場した拝殿のあかりの演出
新たに青い海が登場した拝殿のあかりの演出

6月30日の夏越の大祓に向け神様のお力をあかりで表現する

夏越(なごし)の大祓(おおはらい)が行われる6月30日(火)に向けたイベント。夏越の大祓は、年明けから半年間にたまった罪やけがれをはらう行事で、その参拝につなげようと「目には見えない神様のお力をあかりで表現する」との思いで「あかりまいり」を始め、ことしで6年目になった。

神社は神様に感謝をささげ、日々の平穏や安全を願い、成し遂げたいことを誓う場所。神様は目で見るものではなく、感じるものであり、境内に光を配し、いつもより深く神様を感じてもらおうという趣向だ。

6月19日から7月5日までの週末金土日曜に開催、

開催は6月19日(金)から7月5日(日)までの期間中の金、土、日曜と、夏越の大祓が行われる6月30日(火)。時間は午後6時半ごろの日没から午後9時まで点灯する。

拝殿に参拝する
拝殿に参拝する

参道入り口の赤鳥居をくぐってすぐ、参道の石畳の左右に並ぶ光源から伸びる光線が参拝者を迎える。名付けて「導きのあかり」。参拝者をセンサーで感知し、光線が点滅し、参拝者の進行方向もとらえて点滅のパターンが変わり、行きは参拝者を導き、帰りは戻ってほしそうな演出にした。

その先の参道の左右にも光がともり、最後の石段の男坂を上るときにも左右に連なる照明が点滅する12秒間の演出で、神域へいざなうような感覚を味わえる。

青い海やあかりの点滅で神に近づくような趣向

男坂を上ると拝殿の前に青い海が広がる。青海神社の「青海」の名にちなみ、地面をはうように広がる霧を青い光で幻想的に照らす。

青海神社と同じ加茂山にある池の端で行われている紅葉ライトアップで使われる雲海システムと同じ装置を使用。夜の森に静かな海が現れたような幻想的な雰囲気を生み出す。

赤鳥居をくぐった先の石畳を照らす「導きのあかり」
赤鳥居をくぐった先の石畳を照らす「導きのあかり」

そして拝殿の階段を上ると再びセンサーで「あかりの木」の20秒間の演出がスタート。手を合わせる人を上からスポットライトが照らし出したあと、拝殿の正面を飾る約100個もの真ん丸いぼんぼりが段階的にともる。

また、鴬張り廊下(うぐいすばりろうか)にもぼんぼりを下げて「神様に一番近いところへつづくあかり」で照らしている。演出の関係で男坂は上り専用となり、帰りは拝殿に向かって左側の女坂を利用する。

創建1300年の節目をあかりで演出

青海神社は726年の創建と伝えられ、ことしで1300年。長い歴史をもつ加茂山の社が、昼間とはまったく違う表情を見せる。

男坂のあかり
男坂のあかり

日が落ちるにつれて境内は暗さを増し、光はより鮮やかに浮かび上がる。石段を上る息遣い、森を渡る風、足元を照らすあかりが重なり、参拝者を静かな祈りの時間へ導いている。

古川宮司は「創建1300年の節目にあかりまいりもより豪華に趣向を凝らした。大祓はもちろん、あかりまいりにも大勢の方から足を運んでいただきたい」と話している。

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