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水道週間で三条市水道局大崎浄水場を開放(2001.6.3)

6月1日から7日までの第43回全国水道週間に伴い、三条市水道局(三条市水道事業者・高橋一夫三条市長)でも2、3日の2日間、ふだん関係者以外立ち入り禁止の同水道局大崎浄水場を市民に開放し、施設説明、野点、粗品や金魚のプレゼントなど年に一度の“水道の祭り”でにぎわっている。

一般開放している大崎浄水場

全国水道週間にあわせて毎年、場内の開放などを行っている。以前は水道週間の1週間ずっと浄水場を開放していたが、来場者は週末に集中するため、4年前から土、日曜の2日間で行っており、家族連れを中心に2,000人以上を集めている。ことしの水道週間は「水道は豊かな社会のいのちづな」がスローガンだ。

初日2日は好天に恵まれ、午前中から家族連れの姿が目立った。三条市内の小学校の多くが前の日曜に行った運動会の代休を2日の土曜に充てたのも幸いしたようだ。

来場者は入り口で受付けノートに記帳し、先着1,000人限定の粗品と金魚を受け取ってチェックイン。場内の整備された緑に囲まれて浄水場の施設説明や蛇口パッキンの取り替え実演と販売へ。

目玉は、ことしで6年目になる地元の三条市大崎公民館茶道教室による恒例の野点(のだて)。教室の生徒15人が和服で宗へん流の点前(てまえ)を披露し、切れ間なく訪れる来場者にお茶でもてなした。お父さんと一緒にお茶を味わいながらぺロリと団子を平らげた小学校4年生の女の子は「おかわり!」と空になった茶わんを差し出し、周囲の笑顔を誘っていた。

ことしも好評だった野点

現在の浄水場は昭和8年、総工費77万4,684円27銭にで竣工。創設当時の施設は給水人口が50,000人で、1人が1日に使える水の量は167リットルだった。その後、人口増加に伴った拡張工事、昭和39年の県営笠堀ダムの完成、昭和50年4月の三条地域水道用水供給企業団への参画などを経て現在、給水人口は94,200人と創設時の2倍足らずだが、1人が1日に使える水は実に8倍を超える842リットルを目標に拡張工事を行っている。

また、同浄水場の水は、五十嵐川の伏流水を清流大橋近くの篭場取水場でいったんろ過したもの取り込んでいる。浄水場では、水のろ過の効率を優先、時間を短縮するため、急速ろ過池を採用するのが主流だが、同浄水場は、いわば手間のかかる緩速ろ過池を主力としているため、生活雑排水があまり流れ込まない清流と相まって、おいしさに定評がある。

三条水道局公務課大崎浄水場の目黒秀一浄水場長は「人間は水なしでは生きていけません。私たちは安全でおいしい水が蛇口をひねるといつでも飲めるようにと努力しています。浄水場の開放で水を作っている現場を見ていただき、水の大切さを再認識していたっだければと思っております」と話している。

最終日3日は午前9時から午後4時まで。野点は行わないが、2日のイベントに加えて三条管工事業協同組合が、綿アメ、ポップコーンなどをプレゼントする。来場者は、浄水場の向かい側に用意した、70台ほどが止められる駐車場を利用できる。



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