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三保ヶ関部屋の親方や力士が燕市で田植え体験(2001.6.9)

燕市の水田で9日、三保ヶ関部屋の親方や力士による田植えとエダマメの苗植が行われ、大きな体を丸くして汗だくで田植えを体験した。

田植え後、足を洗う力士

エダマメ植え

川前、中川、小牧生産組合、ひまわり会などで構成する川前生産地区組織で三保ヶ関部屋交流協議会を発足し、燕市都市交流地域活性化事業の一環として行った。東京都墨田区千歳3、(財)三保ヶ関部屋(三保ヶ関親方・元大関増位山)の三保ヶ関親方とおかみさんの雍子(ようこ)さん、そして和歌山県出身の虎伏山(とらふすやま)と佐賀県出身の増寿(ますひさし)の2人の幕下力士が来燕した。

午前11時から燕市小牧、スポーツランド燕の南側に隣接する水田で親方や力士、それに高橋燕市長も参加して機械植え、さらに一般市民にも参加を呼びかけて手植えで燕市農協が用意したコシヒカリの苗25箱を植えた。

甚平のような服に首からタオルを下げた力士は、田んぼの中で巧みにバランスを取り、相撲で鍛錬した柔軟な体を楽々と前に曲げて指先で苗を差し入れていた。蒸し暑い陽気にイベント後はすぐにシャワーを浴びたほど汗びっしょりに。集まった市民ら約500人は歓声を上げて見物し、場所を移動し、身を乗り出してカメラやビデオのレンズを力士に向けていた。

三保ヶ関親方は田植え体験に「土の感触が気持ちよかった」と大満足。見物の年配の男性に「どうらったね」と声をかけられた力士は、汗をふきながら「おもしろかったです」と答えていた。

田植え後、足を洗う力士

エダマメの苗を受け取る親方(右)ら

50分ほどで田植えの体験を終わり、続いてエダマメの移植も体験。用意したエダマメの銘柄は「三保の華」で、三保ヶ関親方と同じ名前。親方は「新潟のエダマメは香りがいい。9月半ばの千秋楽の打ち上げのときには食べられそうですね」と話していた。

JAレディースつばめ、ひまわり会の会員は、白ゴマをまぶしたコシヒカリのおにぎり2個ととん汁を集まった市民に振る舞った。その後、親方らは小牧集会所に移動し、関係者らとおにぎり、とん汁で腹ごしらえした。

川前地区生産組織のスタッフの一人は「きょうはいい日になりました。それもこれもJAレディースの女性たちがおにぎりやとん汁を作ってくれたり、交通指導隊の方たちがボランティアで交通整理にあたってくれたり、大勢の方の協力があったから。本当にありがたかったです」と、支えてくれたスタッフに感謝していた。昼食後、一行は同じ日、市民体育館や燕勤労者総合福祉センターで行われた2001ふれあいフォーラムも訪れ、参加者や市民と交流した。

燕市都市交流地域活性化事業は、燕市が農業体験を通じて都市との交流を深めながら、燕で生産される農畜産物の消費拡大と地域の活性化を図るための事業で、今回、川前地区の稲作生産地区組織と生活改善グループが主体となって企画、実施した。

三保ヶ関部屋との今後の主要な活動は、秋に今回植えたコシヒカリとエダマメを収穫。郷土料理特産品の普及交流支援、各種イベントへの参加支援、心を育む交流(子ども体験交流活動)支援、女性高齢者グループ活動への参加支援など、地域の活性化を図るための支援を行う。実施期間は、平成13年度から目標達成時まで。



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