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第14代弥彦観光駅長、山本和子さんインタビュー1(2001.7.17)

4月1日に弥彦観光駅長に就いてから3か月半。三条市柳沢、山本和子さん(22)は、JR弥彦駅で笑顔で観光客を送迎する一方、毎週のように各地のイベントに参加し、まさに弥彦の観光の“顔”として多忙な毎日を送っている。

弥彦駅での勤務は午前9時から午後5時45分。6月15日にそれまでの紺の夏服からまぶしいくらいに白い制服に衣替えした。スーツから帽子、シャツ、スカーフ、そして靴やイベントの用のバッグ、名刺入れまで弥彦村の貸与品だ。

弥彦線上り終点の同駅は、1日約30本の列車が発着。ざっと800人の乗降客がある。列車が到着すると、山本さんは改札に立ち、切符を受け取る。頼まれれば喜んで記念写真に収まる。発車のときは3分前から駅の前に立ち、駅前通りを見据える。列車に乗り遅れまいと慌てて走って来る人がいれば、車掌に伝えて発車を待ってもらうためだ。

発車のベルが鳴ると、プラットホームへ。車窓越しに見える客に向かって繰り返し頭を下げる。駅を離れる列車が見えなくなるまで、ホームに立って見送る。鉄路で弥彦を訪れる旅行客にとっての弥彦は、山本さんの笑顔で始まり、山本さんの笑顔で終わる。

ミスコンテストで選ばれたような、華やかな姿を想像する人が多いだろうが、それは逆に一部。送迎以外の時間は、弥彦や近隣の観光について勉強したり、外掃除したり。また、弥彦村からの案内状やポスターを歩いて旅館やホテルに配りに行ったりと、地味な仕事が多い。

駅前に立って乗り遅れがないか確かめる

自然、地元の人たちとのコミュニケーションも深まる。「それまで弥彦のことはほとんど知識がなく、観光駅長の存在も知らなかったのですが、地域の皆さんが観光駅長のことを良く知っていて驚きました。今では顔も覚えてもらって、大事にしてもらっているんだな、と思います」と山本さんは感謝する。

山本さんは中学生のころから「それしか(勉強)しなかった」というくらい好きだった英語を生かせる職業に就きたいと、加茂高校から群馬の育英短気大学オーラルコミュニケーション科へ進み、一年のときは米・ロサンゼルスで1か月滞在。卒業と同時に埼玉の駿河台大学の現代文化学部比較文化学科の3年に編入した。「教員免許の一種がほしくて、短大では二種ですから」。

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【関連リンク】

弥彦観光駅長交替式で山本和子さんが新観光駅長に(2001.4.1)



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