三条市・第55回市民総合体育祭に1,300人

三条市と三条市教育委員会、三条市体育協会では、8日午後6時半から三条市総合体育館で第55回市民総合体育祭の開会式を行い、三条市民のスポーツの祭典の幕開きに約1,300人が参加した。

1,300人が入場行進、整列

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体育祭で28種目の競技を行う団体の選手や審判員など約1,300人は、三条野球連盟を先頭に団体ごとにプラカードを掲げ、三条市吹奏楽団の演奏する行進曲にあわせて入場行進。近藤雄介市体育協会副会長が開会宣言に続き、松永悦男市体育協会会長が開会あいさつを行った。

松永会長は「平成13年度の大会ですが、21世紀の大会でもあります。しかし昨今の経済事情や考えられないような社会問題など、いくつもの大きな不安があります。こういうときこそスポーツの力で社会を明るくし元気に取り戻すことが有効です」と、スポーツが社会を活気づける起爆剤となることを期待した。

三条柔道倶楽部・村山健作少年部主将の選手宣誓。黒帯を締めた村山主将は、各団体の旗を背に「我々選手一堂はスポーツ精神にのっとり、正々堂々と戦い抜くことを誓います」と誓った。

続いて、昭和51年から体育協会理事、同55年から体育協会常任理事で三条野球連盟の審判員や事務局長、オール三条や三条巨人軍の監督を歴任した三条野球連盟の関間佐衛さんら体育功労者3人、優秀指導者8人、優秀競技者20人を表彰した。

三条市民の健康維持と体力の向上を図り、将来に渡り明るい地域社会を築くとともに、幅広い市民に参加を呼びかけ三条市におけるスポーツ活動を活発にしようと毎年、市民総合体育祭を行い、市内の各スポーツ団体は、その名を冠した大会を開いている。

開会式は各種目に参加する市民が一堂に会して市民総合体育祭を盛り上げるのが目的。とはいえ、この日は試合はなく、仕事帰りの市民も多かったが、ユニホームに着替えて参加。それをねぎらう意味もあり、開式前に三条市吹奏楽団のミニコンサートと三条少林寺拳法協会が演舞のアトラクションを行った。

競技開催期間は平成13年9月8日から平成14年3月31日までだが、水泳は8月26日から、ソフトテニス、ソフトボール、陸上競技、乗馬、柔道、バレーボールは9月2日から競技を始めている。表彰した体育功労者、優秀指導者、優秀競技者は次の通り。市町村名がないのは三条市。敬称略。

【体育功労者】▲関間佐衛（鶴田）＝三条野球連盟＝▲神山雅志（柳川）＝三条市水泳協会＝▲本間汎雄（西四日町）＝同＝

【優秀指導者】▲横山正（東裏館）＝三条野球連盟＝▲若穂井伸一（東新保）＝同＝▲田巻芳明（三島郡与板町）＝同＝▲矢沢信次（西本成寺）＝三条山岳連盟＝▲大湊哲夫（加茂市青海町）＝三条市陸上競技協会＝▲深滝敬（三島郡与板町）＝同＝▲長谷川茂昭（西大崎）＝三条卓球連盟＝▲兵正浩（吉田町溝）＝三条市アーチェリー協会＝

【優秀競技者】▲(株)三條機械製作所野球部（栄町猪子場新田）＝三条野球連盟＝▲三条トキワ倶楽部（東新保）＝同＝▲ウ・マンボーズ（三東裏館）＝同＝▲三條機械製作所バドミントン部＝三条バドミントン協会＝▲立直クラブ（三条市上保内）＝同＝▲小林正邦（燕市南）＝同＝▲丸山勝弥（吉田町米納津）＝同＝▲ふじクラブ（燕市秋葉町）＝三条市バレーボール協会＝▲FUJI CLUB（田島）＝同＝▲NIIGATA（興野）＝同＝▲エフクラブ（西裏館）＝同＝▲佐藤卓哉（三竹）＝三条市陸上競技協会＝▲斎藤将志（興野）＝同＝▲四小ソフト（南新保）＝三条市ソフトボール協会＝▲三条ドリームス（西裏館）＝同＝▲ビッグ・バン（燕市廿六木）＝同＝▲広川禎貞（金子神田）＝三条市アーチェリー協会＝▲広川奈々恵（金子新田）＝同＝▲村上裕行（東三条）＝三条太極拳協会＝▲三條機械製作所卓球部＝三条卓球連盟＝