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三条、燕の2つの飲食店でワイヤレスによるインターネット無料接続サービス(2001.9.14)

ケンオー・ドットコムでは、三条、燕の2つの飲食店でワイヤレス・ブロードバンド・ネットワークのシステムを企画、構築。2店とも客に無料でインターネット接続を開放する、県内ではおそらく初めてのサービスを行っている。

MIYOSHIの牛腸店主

システムを構築したのは、三条市石上2、レストラン「MIYOSHI」(牛腸吉孝店主)と燕市宮町、カフェ「自由人(リベロ)」(吉原明店主)で、システム内容は同一で、8月からサービスを行っている。

サービスを利用するには、ワイヤレス機能をもつPCカードを設置、設定した自分のノートパソコンをそれぞれの店内に持ち込む。店内に設置されたワイヤレスの基地局は常時、ブロードバンド(大容量回線)でインターネットに接続するとともに、外部からのワイヤレスによるネットワークへの参加を許可するよう設定してあるので、自分のノートパソコンからネットワークに参加し、そのままインターネットを利用できる。

インターネットカフェなどで一般的なパソコンを借りてインターネットを利用するシステムでは、ホームページの閲覧やメールの送受信など用途が限られるが、自身のパソコンが使えることで、外部には出せない社内データをインターネット経由で会社から取り込むなど、社内でネットワークを使っているのと同じようにパソコンを使うことができ、県央地域へ出張することの多い人は重宝するだろう。

同時に10人くらいまでなら一斉にデータのダウンロードでも始めない限り、ふつうに使う分にはほとんど速度低下を感じることもないだろう。速度は1Mbpsくらい出ており、1分間にフロッピー5枚分くらいのデータを読み込むことができる。

自由人の吉原店主

ただし、原則としてPCカードは、相互接続性を保証するワイヤレスの標準規格“Wi-Fi(ワイファイ)規格”に準拠している必要があり、最近まで多く販売されていたメーカーの独自規格のカードには対応しない。

これまでにコレガ社の「corega Wireless LAN PCCA-11」、ファラロン社の「Skyline 802.11b PC Card for Notebooks」、アップル社の「AirMacカード 」の3種類のPCカードでの動作を確認しているが、両店とも動作保証はせず、設定などもユーザ自身で行う必要がある。カードは実売1万円前後。

米国では、空港やホテルでこうしたワイヤレスシステムの導入が進んでおり、わが国にも進出した米スターバックス・コーヒーは、今春から北米全店へのシステム導入を進めている。

ノートパソコンに挿したワイヤレスカード

わが国での普及は1年ほど遅れており、インターネットカフェでようやく導入が始まったところだが、モス・バーガーが都心の店舗で試験サービスを始め、いよいよ普及に弾みがつきそうだ。

ワイヤレスサービスが使える場所は“Hot Spot(ホットスポット)”と呼ばれ、より平たく言えば“街角インターネット”。国内的にもいち早く導入した両店は、まだとくにサービス開始のPRを行っていないので、サービスの利用は一部の常連客に限られているが、1年もたてば、わが国でも珍しさはなくなるのは間違いない。

数年先には人の集まる場所では、だれもがワイヤレスで無料でインターネットに接続できることが当然になっているだろう。



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