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中国の巨大なかめで一年間、熟成した酒「一年寝太郎」(2002.1.23)

創業110年の蔵元、加茂市若宮町1、(株)マスカガミ(中野惣太郎社長)は、中国製の巨大な“かめ”で一年間寝かせた特別純米酒「一年寝太郎」を昨年に続いて2月1日、発売する。

巨大なかめに囲まれて中野壽夫専務

巨大なかめに囲まれて中野壽夫専務

「一年寝太郎」は、純米酒を上回る精米度数4割5分までコメをみがいた特別純米酒。昨年1月に仕込んだ酒をかめのなかで一年間、じっくり寝かせたもので、その酒造りの要が、3年前に求めた中国・江蘇省で生産された10本の陶器のかめだ。

褐色のかめは高さ160センチ、胴回り350センチ、重さ500キロで、800リットルの酒を蓄える。電話ボックスを太らせたような大きさは数字から想像する以上で、ずらりと並んだ姿は壮観だ。

中国では紹興酒(しょうこうしゅ)や老酒(らおちゅう)の貯蔵に使われるが、日本では作ろうと思ってもこれほど大きなかめを焼く窯(かま)がない。

2月1日出荷の「一年寝太郎」

2月1日出荷の「一年寝太郎」

陶器ならではの電磁波や遠赤外線の放出といったセラミック効果が働くのだろう、まろやかに熟成した酒はやや甘口で飲みやすく純粋で端麗な味わいに仕上がった。

「一年寝太郎」は昨年から販売しており、ことしで2年目。昨年は6月半ばに売り切れた。ことしも4,000本を販売する。

同社を代表する銘柄のひとつ「甕覗(かめのぞき)」は、陶器のかめに詰めて販売している。それをヒントに、かめで熟成させることによる味の向上に期待して「一年寝太郎」を生み出した。

同社の中野壽夫専務は、「新潟はお酒がおいしいことで全国的にも知られていますが、いいものを造って当然で、その他に付加価値を付けてお客さまに喜んでいただくことが大切。従来の伝統と品質を守りながら新しいい酒を造り続けていかなければなりません」と語る。

「一年寝太郎」は1.8リットル入りの瓶詰めで度数15%以上16%未満、3,000円。同社のホームページで取り扱い店を紹介するとともに「一年寝太郎」の開発物語も掲載している。

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(株)マスカガミ



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