spacer コンテンツ
spacer ショップ検索

公共施設も検索可能
分類別検索はここ


ニュースタンク

...見出し一覧へ

三条女性会議代表が「ヌエック2002・全国交流フェスティバル」実行委員に(2002.2.20)

三条女性会議代表の三条市桜木町、田辺とも子さんは、男女共同参画社会の形成に向けて活動する団体のネットワークづくりを目指して開かれる「ヌエック2002・全国交流フェスティバル(仮称)」の全国6人の実行委員の1人に委嘱された。

「ヌエック2002・全国交流フェスティバル」実行委員に委嘱された三条女性会議代表の田辺とも子さん

「ヌエック2002・全国交流フェスティバル」実行委員に委嘱された三条女性会議代表の田辺とも子さん

“ヌエック”は国立女性教育会館の英語表記「National Women's Education Center」の頭文字をとった愛称。25年前に当時の文部省が埼玉県比企郡嵐山町に女性教育に関する実践的な研修や専門的な調査研究を行い、男女共同参画社会の形成の促進を図ろうと設置した教育機関。

研修、交流、情報、調査研究の4つの機能に応じた事業を行っており、田辺さんは、ことしの10月に交流事業として開かれる全国交流フェスティバルの関東甲信越地区の代表に選ばれた。

フェスティバルは、男女共同参画社会の形成に向けた多様な生涯学習を展開する全国の団体、グループに学習、活動の報告、発表、研修や全国的な交流の機会を提供し、参加者相互の学習、交流、ネットワークづくりを進めるのが目的で、昨年は650人が参加している。

田辺さんは「この話が来たとき、お受けしないともったいないと思いました。私がヌエックに足を運びそこで学んだ情報を三条市のために役に立てていきたい。そうすることで三条女性会議のことを理解していただける機会になるわけですから」と話す。

三条女性会議は平成8年に発足。家庭・教育、福祉・介護、環境・働くことを4つの柱に、女性と男性があらゆる分野でともに参画し、支えあう社会をつくることを目的に、市民アンケートや他団体との交流、連帯を深めながら、あらゆる女性問題に取り組んでいる。

主な活動内容は、三条市の男女共同参画に関するイベントの開催や女性問題の解決のための活動拠点としての施設を整備し、調査研究・研修・学習、啓発など。

平成7年に北京で行われた世界女性会議が発足のきっかけになった。日本から多くの団体が参加し、日本各地にも女性の地位向上を働きかけるムーブメントが高まった。新潟も同様で、会議に参加した田辺さんは大きなショックを受けた。

「生活していく上で女性問題が密着していること、女性も外に向かって声を出していかないと社会がよくならないということに気が付きました」。

その思いをより大きな力にと、知人に声をかけて8人で三条女性会議の準備委員会設立。地道な広報活動が功を奏し、今では78人に増え、うち1割を男性が占める。平成11年度に三条市が策定した三条女性行動プランには、三条女性会議から6人のスタッフが参加し、積極的に行動している。

しかし、今なお逆風にさらされる。「男女がともに同じ思いで支え合うという本当の意味での意識改革は100年、200年かかると思います」と、男女共同参画の実現の難しさを感じる。

「女性は暮らしを支える筆頭者。でも、まだ女性としての生きにくさを感じています。私たちは、今抱えているさまざま女性問題を解決するため、生活に密着したどんな小さな問題でも気軽に相談できる窓口や前向きなぐちを言える場を設けたいと思っています」と、今後も活動の場を広げながら女性の地位向上を目指していくという。

■関連リンク

NWEC_National Women's Education Center, Japan



燕西蒲勤労者福祉サービスセンター
燕三条のお悔やみ情報「縁をむすぶ」
三条パール金属スタジアム・サンファーム三条
外山産業グループ 外山産業、外山工業、グリーンライフ、メッツ
損害保険・生命保険・資産運用のことなら株式会社エフピーエム
スノーピーク オフィシャルサイト アウトドア/ナチュラルライフスタイル用品 製品 製造・販売メーカー
スポンサードリンク