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JAにいがた南蒲青年部(仮称)が10日、設立(2002.3.11)

昨年2月に7市町村の8JAが広域合併したJAにいがた南蒲(横山敏夫代表理事組合長)は10日、同青年部(仮称)を設立、本部役員を決め、部長に中之島支部の中村信明さんを決めた。

前列左から青年部の中村部長、星野副部長、桑原監事

前列左から青年部の中村部長、星野副部長、桑原監事

青年部設立準備委員会が午後2時から三条市農業体験交流センターで設立総会を開いて決めたもの。設立総会には来賓、事務局、設立準備委員会メンバーなど50人が出席し、合併以前の各青年部組織を統一してJAにいがた南蒲青年部を設立する議案を拍手で承認した。

JAにいがた南蒲青年部(仮称)設立総会

JAにいがた南蒲青年部(仮称)設立総会

本部役員は、部長の中村信明さんをはじめ、副部長に三条支部の星野正行さん、会計に加茂支部の桑原勝則さん、監事に見附市部の岩坂暁さんを決めた。

初代部長に就任した中村さんは「今、この時を持って青年部が設立され、大きな組織としてこれから活動していくと思います。皆さんと意思疎通を図りながら盛り上げていきたい」と決意を示した。

三条、加茂、見附の3市をはじめ南蒲原郡の8JAの合併からまる1年での青年部設立となった。これまで支部の活動を中心に行ってきた事業を一つにまとめ、多様化する盟友の要求に対応し、地域の活性化と将来をつくるため、組織の充実を図るのが目的。

池山久雄副組合長は昭和33年の青年部設立の経緯を振り返って「やる気十分の皆さん、にいがた南蒲の原動力になってください」と新生青年部にエールを送った。

来賓の重野徳夫JA新潟中央会営農対策部部長は「JAといえども金融機関の一員として一刻の猶予もない。この中で昨年合併した。青年部の設立も1年かけて行った。この激動の中で立ち上がるのは頼もしいこと。私たちも青年部の活性化のお手伝いをさせていただきます」と激励した。

設立総会では、このほ平成14年度事計画、同予算(収支とも327万6000円)を原案通り決めた。また、青年部の構成についての議案では、地区支部を設置があったが、合併したのだから地区支部の必要はないという意見があり、見直すことにした。

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