第10回加茂穀町商店街春まつり・穀町ワールド

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加茂穀町商店街振興組合（小日向正巳理事長・55店舗）は3日、同商店街の大通りを歩行者天国にして「第10回加茂穀町商店街春まつり・穀町ワールド」を開き、フリーマーケットや苗場プリンスホテル宿泊券が当たる大抽選会など盛りだくさんのイベントを行った。

10年間、毎年春に開いていた商店街のイベント「時代まつり」をことしは「穀町ワールド」と改称し、来場者だけでなく穀町商店街の加盟店それぞれがうるおい、楽しめるイベントを目指して企画した。

そのひとつが各店による大ワゴンセールで、ふだん扱っている商品を特別価格でで大放出した。

屋台広場では、ヤキソバ、お好み焼き、ヤキトリ、アイスクリーム、缶ビールなど、さまざまな飲食物を販売。午後になて気温が上がるとアイスクリームや缶ビールが飛ぶように売れ、商店主も汗だくになりながら販売していた。

反対におでんやドーナッツなどの人気は今一つで「いらっしゃいませ！おいしいよぉ」と客を呼び込んでいた。

ハンドメイドコーナーでは、アメリカンフラワー、ドライフラワー、ビーズ、ネイルアクセサリーなど世界にひとつかない手づくり品を販売し、幅広い年齢の女性に人気だった。

実行委員の一人、窪川敦さんは「今まで商店街のまつりは労力を使って運営してきました。そこで10年目を一区切りにしてお客さまだけでなく商店街の人にもうかって楽しめるものを企画しました。まだ反省するところはありますが、それを生かして次のイベントにつなげていきたい」と話していた。

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