三条市にハートナビゲーションルーム開設

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三条市勤労青少年ホーム「ソレイユ三条」（長谷川トミエ館長）は、6月6日からカウンセリングルーム「ハートナビゲーション」を開設し、専門の相談員が青少年だけでなく幅広い年齢層が抱える悩みの相談にのる。

三条市勤労青少年ホームのハートナビゲーションルームを開設する部屋

毎週木曜日の午後6時から9時まで事務所に隣接する部屋に相談室を開設し、(社)日本産業カウンセラー協会に所属する専門カウンセラーが、仕事、恋愛、結婚、人間関係、ストレスの発散など、さまざまな悩みの相談にのる。

同ホーム利用者の勤労青少年以外でもカウンセリングを受けられ、相談は無料だが、予約制。同ホームの喫茶サークルによるコーヒーの無料サービスするもてなしもある。

ハートナビゲーションルームは、平成7年から厚生労働省が(社)日本産業カウンセラー協会に委託して全国の勤労青少年ホームで開設を進めている。これまでに全国19カ所で開設したが、今年度は一気に10カ所増え、三条市勤労青少年ホームもその一つとして開設が決まった。

長谷川トミエ館長

三条市は4年ほど前から開設を要望してきた。県内では、先に長岡市、そして三条市と同じく今年度から開設となった柏崎市と合わせて3カ所になった。

長谷川館長は「昨年はこちらに42件もの相談がありましたが、私たちも専門家じゃなく、ゆっくり聞いてあげられる時間もありませんでした。これからは誰にも相談できないような深刻な悩みだけでなく、ぐちの発散などにも気軽に利用してください」と利用を呼びかけている。

問い合わせは相談の申し込みは同ホーム（電話0256-32-3362・電子メールsoleil@city.sanjo.niigata.jp）へ。

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