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spacer燕の女性イラストレーターが作品展「コード」spacer(2002.7.6)

イラストレーターの燕市小高、遠藤つかささん(20)は、6日から8月9日まで燕市宮町、カフェリベロで、ツカサ作品展「コード」を開いており、はがきサイズからB4版のイラスト12点を展示している。

左から水性ペンとコピックマーカーで描いた「Short vacation」、水性ペンにリキテックスの「休日・昼」、水性ペンに水彩絵具の「青い花と静かな人」¥

左から水性ペンとコピックマーカーで描いた「Short vacation」、水性ペンにリキテックスの「休日・昼」、水性ペンに水彩絵具の「青い花と静かな人」

同世代の男女をモチーフにした明るいイメージの作品が多い。線は水性ボールペンで重ね書きする繊細なタッチだが、画材は多彩だ。

水彩をはじめ、アクリル絵の具のようなリキテックス、コピックマーカーなどを自在に使い分け、淡い色合いで繊細な線のタッチを生かしたり、鮮やかなカラーでポップに仕上げたりと表現力を広げている。

展示作業をする遠藤つかささん

展示作業をする遠藤つかささん

遠藤さんは燕高校を卒業、新潟市・新潟デザイン専門学校イラストレーション科へ進み、卒業後に同期の8人と新潟市で作品展を開いたことがあるが、単独では今回が初めて。タイトルの「コード」は、「あたしと作品はつながっているのだ!」という気持ちを込めてつけた。

子どものころから絵を描くのが好きで、絵を描けるならどんな職業についてもいいと思う。「本人は自由に、思うがままにやっているので、自由に感じるままに見てください。とくに高校生や同年代の人にたくさん見てほしい」と話している。

音楽関係にも興味があり、アマチュアバンドのCDジャケットや、ライブのちらしなども手がけたいという。今回の作品展を機にペンネーム“ツカサ”で活動しようと、意欲的だ。


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