盆休み最後の18日、下田村荒沢地内の主要地方道長岡・栃尾・巻線、通称「やまなみロード」で2台の車がぶつかり、1人が重体、3人重軽傷を負う事故があった。

左のレッカー車に載っているのが稲川さんの車、右が酒井さんの車

午前10時25分ころ、長岡市関原町1、会社員稲川昭夫さん(62)運転の普通乗用車と下田村小長沢、会社員酒井記美男さん(42)運転のワンボックスカーが出会い頭に衝突した。

運転席側が大きくへこんだ稲川さんの車

酒井さんの車

稲川さんの車にはその妻と娘の3人が乗っており、酒井さんの車は酒井さんだけ。この事故で稲川さんは頭と胸を打撲して重体、娘は手首骨折や顔面打撲の重傷。さらに妻と、もう一方の車の酒井さんの2人も頭や胸を打撲する軽いけがを負い、4人とも病院に搬送された。

現場は一時停止の標識のある見通しのいい十字路交差点で、稲川さんの進行方向に標識があった。

重体の稲川さんの車は、運転席側の側面の中央がえぐれるように大きくへこみ、稲川さんはドアにはさまれて車から出られなくなったため、三条地域消防本部から救助工作車が出動してドアをこじ開けて救出した。事故原因などは三条署で調査中。

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