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spacer巻地域振興調整会議が燕市でふるさとを考える会spacer(2002.10.9)

巻地域振興調整会議(議長・阿部圭介巻地域振興事務所長)は、8日午後1時から燕市総合文化センターでふるさとを考える集いを開き、燕西蒲地域の県の出先機関と燕市民が県政に対する意見や要望を話し合った。

8日、燕市で開かれた燕西蒲地域のふるさとを考える集い

8日、燕市で開かれた燕西蒲地域のふるさとを考える集い

テーマは「いきいき燕の未来を考えよう!」。県から出先機関所長や県立高校3校の校長など17人と市民29人と高橋甚一燕市長はじめ市職員など約60人が参加した。

阿部議長は「一昨年、地方分権一括法施行後は国から各種権限等の移譲が行われ、地域、地方が自主自立して地域の経営に当ることが求められ、県でも21世紀最初の長期総合計画を策定し、パートナーシップによる県づくりをキーワードに施策の推進を図っている。今までの県の機関は、ややもすると縦割りの仕事となっていたが、今後は“地域機関”として、地域の課題や要望に対応することとなった」と話した。

高橋市長は「燕市の未来を考えるために開催となった会で、大いに市の振興に意見を出してほしい。市民が直接、地域振興について話す機会はあまり無いので意義ある会にしたい」と話し、県に対しては市民、県民の声として前向きな検討を要望した。

8日開かれtた燕西蒲地域のふるさとを考える集い

現役高校生の立場で意見、要望する燕高校生徒会長の2年生増田勝幸さん

市民は事前に希望した13人が意見や要望を述べた。燕工業高校について「地域に根差した高校をぜひ残してほしい」と求めた市民に稲葉雅之燕工業高校校長は「県はことし3月に中長期高校再編整備計画案を発表し、そのなかで三条と燕(の工業高校)を平成16年度に統合を計画。現在の1学年2学級の規模では存続できない。どんな課を残すのか検討していく。11月8日に地域の声を聞く会を開く予定」と、自身も存続を望むが現実には難しいことを説明した。

また、唯一の高校生参加者、燕高校生徒会長の2年生増田勝幸さんは「灰方駅復活、JR燕駅からのシャトルバス運行はできないか。市内すべての学校の教室、保健室にクーラー設置、授業中でも騒音のひどいバイクが通ったりするがなんとかしてほしい」と、高校生の視点で“現場の声”を伝えた。

これに対して市担当者は「基本的には全部、きいてあげたいのですが、なかなかそうはいかなくて」とやんわりと説明し、バイクの騒音については「燕警察署へ話したところ、地域にとっても迷惑なのでパトカー巡回の回数を増やすことになり、そういうバイクを見かけたらナンバーと特徴を通報してくださいとのことです」と答えた。

ほかにも歩道整備の延長や接続、大曲地内の河川公園の早期完成、燕中学と燕高校の中高一貫教育の早期実現、学校栄養職員の設置などについてなど活発に意見、要望し、午後4時に終わった。

ふるさとを考える集いは、開かれた県政を目指し、地域の課題や要望に総合的に対応しようと平成11年から毎年、会場を変えて開いており、巻町、分水町、西川町と続いて今回の燕市で4回目。