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spacer法定協設置を前に燕市は16日に市民意向調査実施spacer(2003.1.9)

9日午前9時半から開かれた燕市議員協議会で、市町村合併についての市民意向調査(案)の実施を審議、原案通り16日に行うことなどを決めた。高橋甚一燕市長は、これまで県央東部合併研究会が法定協議会へ移行した後にアンケートの実施を行う考えを示していたが、移行前に実施を早めることについて、「(市民の声を)聞いたその結果に基づいて、われわれがどういう行動をするか、議会にはかりながら相談して方向付けしようと変わった」と説明した。

9日開かれた燕市議員総会で市町村合併についての市民意向調査の実施を決める

9日開かれた燕市議員総会で市町村合併についての市民意向調査の実施を決める

原案では、アンケートの対象者は1月9日現在、市内に住む平成14年4月1日で満18歳以上の男17,874人と女18,508人の合計36,382人。燕市の人口44,070人の82.55%にあたる。

16日に区長を通じて各世帯へ調査票と資料を配布する。調査期限は28日で、31日までに区長が調査票を回収、2月2日に市職員が区長から回収する。3日から6日までに結果を集計し、10日開く議員協議会で調査結果を議会に報告する。

調査票はA3版で、3つの設問のほかに個人情報は性別と年齢だけ記入する。設問1は「燕市の市町村合併についてのあなたのお考えをお聞きします。」で、回答は「1.合併に賛成」「2.反対」「3.協議は進めるべき」の3つから1つを選ぶ。

設問2は、設問1で「1」か「3」を選んだ人だけ回答する。設問は「燕市が仮に合併するとしたらどのような市町村との枠組みでの合併を希望しますか。」。

回答は「1.県央東部合併研究会の構成市町村(三条市・燕市・田上町・栄町・下田村)」「2.県央東部合併研究会の構成市町村(同)と吉田町」「3.県央広域市町村圏協議会の構成市町村(三条市・燕市・加茂市・吉田町・分水町・寺泊町・田上町・栄町・弥彦村・岩室村・下田村)」「4.西蒲南部・寺泊町村合併検討協議会の構成町村(岩室村・弥彦村・分水町・寺泊町)と吉田町と燕市」「5.吉田町と燕市」「6.その他の市町村」の6つから1つを選ぶ。

設問3は、設問2で「2」を選んだ人だけ回答する。設問は「燕市は現在『県央東部合併研究会の枠組み』の中で、2月に法定協議会の設置を議会に提案する予定でおりますが、それまでに吉田町の加入する、しないの意思表示がなかった場合、どのようにすべきとお考えですか。」。

回答は「1.燕市は吉田町の意思表示がなくても『県央東部合併研究会の枠組み』で法定協議会に進む。」「2.燕市は吉田町の意思表示がなくても『県央東部合併研究会の枠組み』で法定協議会に進み、吉田町の加入を待つ。」「3.燕市は吉田町の加入の意思表示がない場合『県央東部合併研究会の枠組み』での合併の協議を止める。」の3つから1つを選ぶ。

アンケートと合わせて配布する市町村合併資料は、住民説明会でも配布した県央東部合併研究会の5市町村の現行制度と今後の調整方針に、吉田町、岩室村、弥彦村、分水町、寺泊町の現行制度を加える。調査費用は、印刷費や封筒作成などで約50万円。

市議は次々と意見や要望を述べた。「調査票の表現がわかりにくいので、もっと簡単にならないか」「矢印を使い、見やすくしたほうがいい」「設問1で『2.反対』とあるが、反対とは燕市単独ということではないか」など、市民が誤解しないように表記を改める声がほとんどだった。

また、大岩勉市議は「市長は(アンケートは)法定協に入ってからやると言っていたが急にアンケートをとるのは誰かに言われたか、作為的なものか」と質した。

これに対し、高橋市長は「法定協設置後でも是非を問うこともできるから、その後の市役所はどこになどの時にアンケートをすることもあるだろうという意見でやってきたが、また法定協を通らないのではと議員の方から話をされた。またそういうことでは困りますね(と話し)。それであればかえって12月の議会でもみなさん方にアンケートをとれと言われましたから、じゃあ思い切って、間に合うか、急いでできるか、法定協に入る前に市民の本当の気持ちを聞こうじゃないか、聞いたその結果に基づいて、我々がどういう行動をするか、議会にはかりながら相談して方向付けしようと変わった」と答えたが、県央東部合併研究会に置いている軸足はぶれてはいないと強調した。

市では、同協議会の意見や要望をもとに9日中に調査票をわかりやすくなるようレイアウトなどを修正、配布の準備に取りかかる。

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