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spacer矢代秀晴ライブvol.5と夢工場制作新作ビデオ上映spacer(2003.1.20)

燕市内の有志でつくる夢工場(高橋正行工場長・11人)は、19日午後2時から燕市文化会館で矢代秀晴ライブvol.5を開くとともに、夢工場制作のビデオ「想い出を紡いで〜もうひとつの鎚音の響く街」を上映し、160人が楽しんだ。

矢代秀晴ライブvol.5で弾き語りで熱唱する矢代秀晴さん

矢代秀晴ライブvol.5で弾き語りで熱唱する矢代秀晴さん

夢工場は、ふるさと燕市を愛する有志が、燕を知り、その歴史や文化にふれてもらうビデオを作ろうと平成5年3月に発足。市民の話や祭りの映像でつづったビデオ『鎚音の響く街』を平成9年に完成させた。

会社役員矢代秀晴さん(38)もそのメンバーひとり。ビデオでは、燕をテーマにしたオリジナルの挿入歌を歌っている。以来、ほぼ毎年ライブを行い、今回で5回目となった。

夢工場が制作したビデオ、左が『鎚音の響く街』『想い出を紡いで〜もうひとつの鎚音の響く街』

夢工場が制作したビデオ、左が『鎚音の響く街』『想い出を紡いで〜もうひとつの鎚音の響く街』

今回はライブの前にビデオの本編で使わなかった映像を中心に、昭和39年の春祭りの8ミリビデオや一昨年に行われた県央大橋の開通イベントなどを編集、新たに制作した『想い出を紡いで〜もうひとつの鎚音の響く街』(40分)を上映した。

矢代さんはいつもの作業着姿とは一変、おしゃれな服装でアコースティックギターを抱え、昨年の飛燕夏祭りのよさこいソーランオリジナル曲「まわれまわれ」で幕を開けた。

「鍛練場を右に見て鉄橋を渡ると、ここは燕、ぼくのふるさと…」と弥彦線で燕に帰る車窓の風景描写に始まる『帰郷』、燕の産業を支えてきた『磨き屋さんの歌』など、燕を知る人なら思わずうなずいて聴き入るオリジナル曲や美空ひばり、ザ・ビートルズのナンバーなどをアコースティックギターとピアノの弾き語りで歌い、来場者160人を郷愁のなかに引き込んだ。

また、夢工場ではビデオ『鎚音の響く街』『想い出を紡いで』をそれぞれ1本1,000円で販売している。ほしい人はメンバーの川崎栄治さん方(電話:0256-64-3264)へ。