大荒れで一部小中学校は放課早め、集団下校も

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この冬いちばんの寒気が入り込んで大荒れの天気となった29日、三条市内の小中学校の一部では放課を早め、集団下校を行うなどの措置をとった。

かさを低く差して集団下校する一ノ木戸小学校児童

三条市内の一ノ木戸小学校と大島小学校は5限に放課を早め、集団下校を行なった。一ノ木戸小学校では、途中まで教諭が下校に付き添った。雪で道幅が狭くなった細い道では、車が来ると高学年の児童が後ろを歩く低学年の児童を振り返って気遣っていた。

第三中学校は放課後の掃除をとりやめて下校。燕市内でも同じような措置をとる学校があった。

28日から続く雪と強風で、歩道が雪で埋まって登下校で車道を歩かなければならない通学路が多いうえに、強風にあおられて危険性が高まっている。

28日に三条市内では風にあおられた児童が車と接触する事故が起きている。29日は午後になっても風は収まらず、少しでも安全に下校できるようにとの措置。