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spacer燕市・合併住民投票条例案の再議は否決spacer(2003.3.25)

燕市は25日、平成15年第1回燕市議会臨時会を開き、高橋甚一燕市長が再議に付した「燕市が市町村合併の可否を住民に付するための条例制定について」を否決。発議した県央東部の枠組みに反対する市議11人は、市民意向調査の結果を無視した行為とする声明を発表し、いずれも市議選の争点とする考えを明らかにした。

燕市議会臨時会で合併住民投票条例案の採決

燕市議会臨時会で合併住民投票条例案の採決

高橋市長は、合併法定協議会を設置することによって新市建設計画の策定、新市の名称、新庁舎の位置など市民に示すことが可能になるとして、「本条例は、合併の判断に欠くことのできない市民生活に直接、影響する具体的な施策や情報の提供が十分でないまま議論、検討も尽くさず、法定協議会設置前に合併の可否を問うものである。これは、将来の燕市にの方向性を大きく左右する合併問題であるにもかかわらず、市民の理解と選択技を狭めてしまうことになる」と再議の理由を説明した。

採決は無記名の投票で行い、大山治郎議長を含む市議19人全員が投票。議決には3分の2以上の賛成が必要だが、結果は賛成12票、反対7票で否決した。

会見する高橋燕市長

会見する高橋燕市長

臨時会のあと高橋市長は市長室で会見した。法定協設置への今後の努力は「研究会で示されたとおり、いろいろな角度から情報提供していく。軸足は東部に両足を入れていますが、なぜ東部かということを伝える努力をしていく」と改めて合併に向かう決意を示した。

間近い市議選については「合併にふれないで選挙戦はできない。選挙が終わると(市民の合併の関心度、理解度など)浸透度があると思う。それで(選挙結果を)尊重する。玉虫色で当選する人はいないと思う」と、選挙戦が合併に対する市民の関心を高めることにつながるとした。

声明を発表する県央東部の枠組みに反対する市議11人

声明を発表する県央東部の枠組みに反対する市議11人

一方、否決となったことで議員発議をした県央東部の枠組みに反対する議員11人も会見し、声明を発表。3月議会での県央東部5市町村で法定協議会設置の決議、住民投票条例の議員発議と、それを議決したにもかかわらず再議に付した行為など、市長は多数の住民の意思を無視する道を選んだとした。

さらに問われているのは合併の是非でなく、三条市方面とは合併しないという市民多数の意思を尊重するかどうかとして「我々は、この市民多数の意思を最大限、尊重し、不退転の決意で運動を展開する」と表明、選挙戦の争点にするとした。

11人の代表の星野義則市議は「早く東部から脱会しないとほかの選択肢へ行けない。そういうことで早く結論を出すようにと市長へお願いしている」と高橋市長の言う東部に軸足を置くということは柔軟性を失うと話した。

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