三条市を中心に活動する合唱団、ボーカルアンサンブルGEN（佐藤秀一団長・22団員）は、18日午後2時から三条市中央公民館で10周年記念演奏会を開き、ヘンデル作曲オラトリオ『メサイア』を中央からソリストを迎え、県央地域で初めてオーケストラをまじえて演奏する。

10日、三条市嵐南公民館で全体練習するボーカルアンサンブルGEN

演奏会では、10周年記念合唱団としてメンバーに一般参加者を加えた31人が出演。指揮は群馬大学教育学部講師の吉田秀文さん、さらに中央で活躍するソプラノ五十嵐郊味さん、アルト名地麻美子さん、テノール滝沢映さん、バス小田川哲也さんの4人の独唱者とチェンバロ奏者の八百板正巳さんを招く。

10周年記念演奏会のポスター

オーケストラは、新潟交響楽団と三条市吹奏楽団の有志からなる16人編成の管弦楽アンサンブル「三条メサイアアンサンブル」。総勢50人余りでキリストの降誕の予言からその復活までを描いたドラマチックなオラトリオを披露する。

ボーカルアンサンブルGENは、1992年に三条高校音楽部OBが中心となって結成。小編成の合唱を基本に毎年、演奏会を開いている。全曲で2時間半を超える大作『メサイア』は、当初から少しずつ練習していたが、昨年で結成10周年の節目を迎えたのを機に、集大成として『メサイア』の演奏会を開こうと、一昨年から準備してきた。

県央地域ではオーケストラを入れての『メサイア』の演奏会は初めて。(財)新潟県文化振興財団助成事業に認められてている。

全席自由で前売り2,000円、当日2,300円で、チケットは残り少なくなっている。未就学児の入場はできないが、1人500円で保育ルームを用意している。保育ルームの問い合わせは、団員の外山さん（電話：0256-32-7840）へ。チケット取り扱いは、三条市の三条市中央公民館、タキショー、北越楽器三条店、ナカザワ楽器、新潟市のヤマハミュージック関東新潟店、長岡市のタナカ楽器長岡駅前店。

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