故(株)中山洋食器社長遺族が香典返しに燕市に100万円寄付

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9月に父を亡くした燕市殿島２、中山敏春さん(47)は2日、香典返しにと燕市に100万円を寄付した。

高橋燕市長に100万円を手渡す渡辺敏雄さん

中山さんの父で、元(株)中山洋食器社長の敏雄さんは9月21日に肺炎で亡くなった。73歳だった。その香典返しに燕市の老人福祉に役立ててほしいと寄付した。

敏春さんは友人でもある酒井基市議と午後1時10分に市役所を訪れ、高橋甚一市長に100万円を包んだのし袋を手渡した。

敏春さんは「香典返しをしてくれというのは、父の遺志でもありましたし、私もガソリンスタンドを地元で経営させてもらっていることもありますので燕市の役に立てればと思います」と話し、高橋市長は「大事に使わせていただきます」と礼を述べた。

また、高橋市長は、11月に高額寄付者などの表彰式があることを伝えたが、26日の住民投票の結果で自らの進退が決まることから「負ければ、私が表彰状を渡せるかどうか」と話すと、中山さんは「ぜひ、頑張ってください」と激励していた。