衆院選新潟4区に民主党公認で立候補する菊田真紀子氏(34)の後援組織、菊田まきこを国政に送る会は23日、三条市厚生福祉会館で総決起集会を開き、民主党本部から枝野幸男政調会長(39)も応援に駆けつけ、推薦政党・団体の社民党や連合新潟の支援者も含めた参加者1,000人を前に「新潟からも政権交代ののろしを上げてほしい」と支援を訴えた。

1,000人が参加して開かれた菊田まきこを国政に送る会の総決起集会

枝野政調会長は、小泉政権を「改革、改革と言葉だけ踊らさせ、多くの国民の皆さんに痛みだけを押しつけて、変わるべきところは何にも変わっていない」と言葉だけの改革を批判。「自民党は工事をすること自体を目的とする税金を使っている。税金の無駄使いをやめさせるには、使い方を地域で決めさせる。そのためには政権交代しかない」と無駄な公共事業をやめる必要性を指摘した。

菊田氏の応援に訪れた枝野幸男民主党政調会長

権力を握りつ続ける自民党はしがらみにしばられて身動きできなくなり、役所にも借りができるとして、藤井治芳日本道路公団総裁の解任問題を例にあげた。

「彼（石原伸晃国土交通相）は自民党では改革を本気でしたいと思っている数少ないひとりだと思う。しかし、辞めさせようと思ったって『ばらしますよ』と言われたら腰砕けになっている。だから税金の無駄遣いにメスが入らない」と利権にしばられた自民党政権の構造的問題と、自民党による改革は実現しないことを指摘した。

改革を進めるためにも「菊田さんを小選挙区で押し上げていただくことを通じて、新潟からも政権交代の大きなのろしを上げていただきたいんです」と、政権交代につながる菊田氏当選の支援を求めた。

社民党新潟県連、新潟連合三条・加茂地協、坂上とみお後援会、草の根会の代表がそれぞれ激励のあいさつを述べ、森ゆうこ参院議員、渡辺秀夫参院議員があいさつ。加茂市での集会に参加していた菊田氏が午後8時半ころ会場入りし、支援者の大きな拍手に迎えられステージに上がった。

菊田氏は「これ以上次の世代に大きなつけを残すような政治を一刻も早くやめさせなければならない」と主張し「もう一度、私にお力を貸しください。必ず結果を出します。とにかく一度、私にやらせてください」と支援を求めた。

■関連リンク

菊田まきこ公式サイト

■Copyright (C) kenoh.com Allrights Reserved.
三条・燕、県央の情報「ケンオー・ドットコム」kenoh.com