燕市の市長選挙立候補予定者説明会に出席1人だけ

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燕市選挙管理委員会（星野菊夫委員長）は19日、市役所で市長選挙立候補予定者説明会を開き、1人が参加した。

1人の出席しかなかった燕市の市長選挙立候補予定者説明会

午前9時の開会を前に会場を訪れたのは、燕市三王渕、元燕市議会議員藤森俊久さん(55)で、藤森さんは「私1人なら、以前（市議などの時）に説明は聞いているので帰ります」と席を立とうとしたが、同委員会では10分開会を遅らせるとしてほかの参加者を待った。

ただ1人出席、質問を受ける藤森俊久元市議

しかし、9時10分になってもほかに参加者がなかったことから事務局が事前審査の日程だけ説明し、散会した。

散会後、藤森さんは、本人で立候補希望かの記者の質問に「今のところある人を出そうと思ってきた」とイニシャルで元政治家のSさんにお願いしているところと話し、藤森さん自身の出馬の意向には「気持ちはあるが、今のところなんとも言えない」と明らかにはしなかった。

また、説明会への参加が1人だったことについて、説明会に出なくても立候補できるということもあるからと話したが「3候補くらい出るかなと思った。1人というのは異常、こんなことはあってはならない」と話していた。

同選挙管理委員会では、立候補の届出は告示日30日の午後5時まで受け付けるが、告示日に届出事務がスムーズに行くようにと事前に提出書類などを審査する事前審査を25、26の2日間、午前8時半から午後5時まで行う。