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spacer燕市長選は出馬の正当性を訴えて終盤へspacer(2003.12.5)

7日投票の燕市長選挙は、いよいよ大詰め。元市長の杉山光映氏(72)と前市長の高橋甚一氏(67)の一騎打ちは、先に反対多数で決した県央東部合併を問う住民投票の賛否両派の代理戦争のような構図で、争点がはっきりしないまま終盤を迎えている。

それぞれの個人演説会で決意や政策訴える杉山氏(左)と高橋氏(右)

それぞれの個人演説会で決意や政策訴える杉山氏(左)と高橋氏(右)

県央東部合併の反対派を中心に推す杉山氏と賛成派が推す高橋氏。住民投票で三条市などを含む県央東部合併の実現の道は閉ざされた結果から、両候補とも吉田町との合併を先行し、その後に県央地域の大合併を志向する。

肝心の合併のパートナーとなる吉田町の合併の意思が明らかにならないまま、一方的にその実現を目指す訴えは空々しくさえ響き、ほかにこれといった争点もない。

告示2日前になってたがいにほかに立候補者がいないと見て出馬を表明し、表面上は政策を訴えながらも一方で、たがいに出馬の正当性に理解を求める戦いとなっている。

【杉山陣営】

1日に選対本部で開かれた杉山氏の個人演説会

1日に選対本部で開かれた杉山氏の個人演説会

県央東部合併の反対を中心に推す杉山氏は、毎晩、2、3会場で個人演説会を重ねる。1日に選対本部で開いた個人演説会には、約70人が参加。杉山氏は出馬に至る経緯について、合併問題で二分したまちのため、本意ではないが自身の出馬で市議会の一本化が図られればと決断したもので、高橋市長が先に出馬表明していればあえて選挙になるようなことはしなかったと説明した。

「しかし、市長候補としてやる以上は、当選させて頂いて、市民のために全力を投じて、命の限りを尽くす」と杉山氏は決意を示した。

合併以外では、地場産業や農業振興に対する支援の強化、行財政改革、福祉などをあげて「命を張って燕市のために一命を投げ打っていく」と支援を求めた。

【高橋陣営】

4日に燕市文化会館で開かれた高橋氏の個人演説会

4日に燕市文化会館で開かれた高橋氏の個人演説会

合併賛成派が推す高橋氏は、支持者へのあいさつ回りを中心に早朝のつじ立ちなどで決意や政策を訴える。個人演説会は4日に燕市文化会館で開いた「クリーンな政治を願う女性の集い」くらいと、対照的だ。

この集いには女性を中心に約500人が参加。高橋氏は出馬について再出馬は考えていなかったが、市議や経済人の再三の出馬要請を受け、出馬表明前日の家族との相談でも結論が出ず、当日になって決断だったと説明した。

公約について、産業振興は農業問題にも関連するといちばんに掲げ、行財政改革、農業振興、福祉、教育、子育て支援などを訴え、「もういっぺん、命がけで必死になって頑張ると決意した心情を深く理解していただき、良識ある答えを出してほしい」と求めた。

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