自衛隊をイラクへ派遣する基本計画が閣議決定された9日、菊田真紀子衆院議員＝民主党新潟県第4総支部長＝は、三条市などで街宣し、自衛隊の派遣反対を訴えた。

三条市・パルム前で街宣する菊田衆院議員

菊田氏はこの日、東京から地元へ戻り、午後3時からの三条市神明町、パルム前を皮切りに加茂市、白根市、新津市などで街宣した。

寒風の下、イラクへの自衛隊派遣反対を訴える菊田衆院議員

パルム前では民主党系の藤田雄司、金子恒夫、和田武、梶勉、武士俣昭二三条市議らともに「自衛隊イラク派遣反対」と張り紙した街宣車の前に立った。

菊田氏にとっては、衆議院議員当選後初めての抗議運動。強風にみぞれがまじる荒天のなか、「どこが戦闘地域で、どこが非戦闘地域か境目がまったく分からない危険な状況にあるイラクに、なぜ日本の自衛隊が出かけていかなければならないのか」、「アメリカのための戦争になぜ日本が自衛隊を派遣するのか」などと抗議した。

ブッシュ米国大統領の言いなりになるだけでなく、国連主体のイラク復興支援を真剣に具体的に考えることが大切だとして、「わたしたち民主党はイラク派遣に断固反対すると同時に、国民、市民の皆さんに関心をいただき、イラク自衛隊派遣反対ののろしを上げていきたい」と呼びかけた。

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