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三条歴史研究会出版『村山半牧小伝』が人気spacer(2004.2.4)

三条歴史研究会(佐藤茂会長・会員21人)は、昨年8月に出版した『村山半牧小伝〜激しくも燃えて散った村山半牧の人間像』(1,000円)が昨年だけで300冊以上も売れ、予想を超える人気を喜んでいる。

三条歴史研究会が出版した『村山半牧小伝〜激しくも燃えて散った村山半牧の人間像』

三条歴史研究会が出版した『村山半牧小伝〜激しくも燃えて散った村山半牧の人間像』

見附市に住む郷土史研究家丸橋康文さん(57)が平成7年、地元ローカル紙に220回にわたって連載した同名のコラムをA5版、162ページに収録。巻末に村山半牧(1828〜68)の年譜を加えた。

悲劇の勤皇画家として全国にも知られる三条文人、村山半牧。丸橋さんはその研究家の第一人者で、半牧の一生をその生きた時代とともに記述した。

根本資料に基づいて半牧に関する通説に鋭くメスを入れるなど、生身の半牧を余すところなく活写し、ぼやけていた半牧の輪郭を鮮明にして見せた。

村山半牧作「江山春色図」

村山半牧作「江山春色図」

丸橋さんは平成13年に発足した三条歴史研究会の会員でもある。同会は1カ月おきの例会をはじめ、現地探訪、研究会、公開講座などを行っているが、丸橋さんの貴重なコラムを単行本にして残したいという会員有志が中心となって同書を出版した。

地元の書店や美術商からも同書を販売してもらい、三条市内はもちろん、県内の半牧ファンから購入や問い合わせがあると言う。

同書の取り扱い窓口は同研究会事務局の三条市歴史民俗産業資料館(電話:0256-33-4446)で、郵送による販売も受け付ける。詳しくは同資料館へ。同書の目次は次の通り。

■関連リンク

arrow三条市歴史民俗産業資料館(〒955-0071 三条市本町3丁目1-4)

『村山半牧小伝〜激しくも燃えて散った村山半牧の人間像』目次
連載にあたって
その幼き日々
長崎めざす西への旅立ち
父左内、兄柳園の周辺
長崎での修行の日々
斎藤畸庵という南画家
耶馬渓を探勝しつつ京都へ
洛東の読古書室にて
出雲・石見への旅
児玉玉立を訪ねる
安政の大嶽と桜田門外の変
梁川星巌の周辺
次第に尊攘思想に傾く
売文遊歴の旅
月ヶ瀬・天の橋立を探勝
半牧の足跡を迫って淡路島へ
鮎屋の滝を探勝
西淡路の印象を綴る
寺田屋事件のころ
播州赤穂と半枚
尊王壌夷運動の昂まりの中で
八月十八日の政変
藤本鉄石の人となり
藤本鉄石の戦死
鉄石戦死後の半牧と香山
古東領左衝門の処刑
半枚の画業について
十数年ぶりの三条への帰郷
古城町の読古書室をめぐって
半牧の妻−おたけという女性
半牧本『僧良寛歌集』の謎
古城町の読古書室にて
戦雲越の大地にみなぎる
長岡兜城の落城
七十九年ぶりの大洪水
意外な新事実
内町村の近藤家へ潜伏
勤王家としての半牧の行動
源助坂の激戦と新政府軍の敗走
運命の六月十三日
散らずば誰か玉と見るべき
二首の辞世歌の周辺
前章を書き終えて
その画の世界へのいぎない
紙本水墨淡彩蘭竹図
道を楽しむ
脱俗な画境
半牧画蹟探訪
九州遊歴中の作品見つかる
いわゆる「秋風がき」
諸家の半枚評
「つくね芋山水」に終始
半牧の漢詩の世界
文人の手紙を読む楽しさ
乱に似て乱にならざるところ
同時代のふたりの南画家
ふたたび『僧良寛歌集』の謎
良寛と半枚
水墨の技量の確かさに感動
読書家だった半牧
友人佐藤省作のことなど
没後におけるその顕彰
文人画家としての半牧
清河八郎が見た三条の印象
ああ、南山表忠記
高坂鳳仙翁の墨蘭
半牧と酒のことなど
半牧の霊、三条の地に鎮まる
半枚以後の村山家
富岡鉄斎の三条来条をめぐって
読古書室跡の保存を実現したい
日暮れて道遠しの心境
半牧師弟の帰国の足どり
長田雲堂という肖像画家
信四郎先生の思い出を聞く
画蘭の世界をのぞく
半枚をめぐる医師たち
三たび『良寛歌集』の謎
三条明治村構想
色あざやかな梅林の小幅
半牧ゆかりの地を訪ねて
連載の終わりに