三条・栄・下田合併の市役所は三条市役所現庁舎へ

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(2004.4.16)

三条・栄・下田合併協議会組織体制等検討特別小委員会（田中寿委員長）は15日、三条市体育文化センターで第3回会議を開き、新市の市役所は現在の三条市役所とすることを同委員会の意見として決めた。

15日開かれた三条・栄・下田合併協議会組織体制等検討特別小委員会で庁舎は三条市役所現庁舎とする意見をまとめた

11人の全委員が出席。同委員会に付託された「新市の事務所の位置」、「新市の組織体制」、「一般職員及び臨時職員の身分の取扱い」の3項目の行政制度調整方針を審議した。

「新市の組織体制」では、新市の行政体制として、当分の間、本庁・分庁方式をベースに支所方式を上乗せしていくという基本的な考えを決めた。

合併特例債を使って新しい庁舎は建設しないで三条市役所の現庁舎を活用する。ただし、現庁舎で窓口以外の業務すべてを行うのは物理的に無理なので、三条を本庁、栄と下田を分庁として行政機能を振り分ける。

窓口業務はそれぞれの庁舎で行う。具体的な体制については、継続審議とした。また、地域審議会は3市町村の区域ごとに設置することなどを決めた。