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18日のおいらん道中を前に前夜祭のミニおいらん道中spacer(2004.4.18)

分水町観光協会(会長・小林清町長)は、18日に行われる第63回桜まつりのメーン行事「おいらん道中」を前に17日、その前夜祭を行い、総勢25人のミニおいらん道中を行った。

キャプション

17日、分水町諏訪町で行われたミニおいらん道中

桜まつりを盛り上げようと、5年前から前夜祭を行っている。昨年まで本町通りで行ったが、ことしは諏訪町からの要望もあって同町に行い、肌寒さはあったものの穏やかな春の夜、昨年並みの5000人の見物客でにぎわった。

この日は正午からミニおいらん道中を行う通りを歩行者天国にした。模擬店や商店ワゴンセール、おいらんメークチャレンジ、分水、寺泊、燕の3市町の団体が出演したよさこいソーランなどのイベントを行い、午後7時からいよいよミニおいらん道中だ。

おいらん道中の付き人役の子どもたち

おいらん道中の付き人役の子どもたち

昨年のおいらん道中で分水太夫を務めた権田真琴さん=分水町=と、本番のおいらん道中の付き人役の子どもたちが約300mを1時間ほどかけて歩き、ミニ絵巻を繰り広げた。

数十メートルごとに立ち止まり、太夫が外八文字で歩く姿を披露すると、アマチュアカメラマンや観客が、カメラにビデオ、カメラ付き携帯電話を向けて撮影。あでやかな夜の行列に、あちこちから「きれいだね〜」と言う声が上がっていた。

本番の18日は正午から本町通り、午後2時から分水桜並木で信濃、桜、分水の3太夫が総勢70人の付き人を従えて絢爛(けんらん)豪華な「越後の夢道中」と言われる行列を繰り広げる。

ただ、ことしはソメイヨシノの開花が早く、分水桜並木もほとんど花が終わりかけているのは残念だ。また、ことし初めて「おいらん道中写真コンテスト」を行い、5月21日締め切りで作品を募集する。

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