加茂・ミス雪椿決定、初の外国国籍のミスも誕生(2004.4.18)

加茂市・雪椿まつり実行委員会（会長・小池清彦加茂市長）は、18日午前10時50分から加茂山公園野外ステージで第38回雪椿まつりのミス雪椿公開審査を行い、ミス雪椿クイーンに渡辺浩子さん（20）＝亀田町＝、ミス雪椿に瀬賀恵利美さん（19）＝神林村＝と、雪椿まつり初めての外国国籍の出場だったアンドリュシチキナ・スヴェトラナさん（23）＝加茂市（ロシア）＝3人を決めた。

左からミス雪椿の瀬賀恵利美さん、ミス雪椿クイーンの渡辺浩子さん、ミス雪椿のアンドリュシチキナ・スヴェトラナさん

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ミス雪椿には33人の応募があり、先の非公開審査で10人にしぼり、この日の公開審査には、2人が欠席して8人が参加。県内各地で25度を超える夏日の汗ばむ陽気のなか、ミス候補は振り袖でステージに上がり、審査員らの質問に答えてアピールした。

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左からミス雪椿クイーンの渡辺浩子さん、ミス雪椿の瀬賀恵利美さん、アンドリュシチキナ・スヴェトラナさん

特別審査員10人と一般入場者の投票で午後1時半にミス雪椿の3人を発表。名前を呼ばれたミス候補は一瞬、驚いた表情をして、満面の笑顔と同時に感激の涙を浮かべる候補も。小池市長らからメダルとミスのたすき、トロフィー、賞状、副賞の目録などが手渡され、ミス雪椿クイーンには大きな王冠、ミス雪椿の2人にはティアラを載せた。

誕生したばかりのミス雪椿に、昨年のミス雪椿から花束が贈り、アトラクションに出演した姉妹都市の伊豆・大島町のミス大島の3人と記念品の交換を行った。

加茂市民で埋まるミス雪椿審査会場

ミス雪椿クイーンの渡辺さんは「王冠をかぶるのが夢だったので、夢がかなってすごくうれしい」と涙で声を詰まらせた。

ミス雪椿の瀬賀さんは「美しい雪椿を、笑顔で一生懸命PRしていきます」と抱負を話し、着物を着たのはこの日が初めてだったアンドリュシチキナ・スヴェトラナさんは、司会の女性に会場の皆さんに一言と求められ「加茂市の皆さんのご多幸と、ご成功をお祈りします」と答え、会場からは笑いと温かい拍手が送られた。

市中パレードでオープンカーに乗るミス雪椿

3時から加茂市のメーンストリートで行った市中パレードで、ミス雪椿の3人もオープンカーに乗って参加。沿道にならんだ観客に、笑顔で手を振り、スヴェトラナさんからは投げキッスのあいさつもあった。集まった観客からは「かわいいー」、「みんなきれーだねー」の声も上がって、新しい加茂市の顔となった3人にうっとりだった。

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