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三条市の小学校6年生が同学年児童を包丁で切りつけるspacer(2004.7.7)

6日午後1時5分ころ、三条市立井栗小学校で6年生男子児童A君(11)が柳刃包丁で同学年の男子児童B君(12)の右上腕を切りつけ、全治2週間の傷を負わせた。午後6時ころ、学校から三条署に「6年生の男の子が友達を切りつけた」との通報を受け、男子児童A君を補導、亀田町の児童相談所に通告した。

記者会見する左から春川井栗小校長、松永市教育長、金子学校教育課長

記者会見する左から春川井栗小校長、松永市教育長、金子学校教育課長

午後10時半から三条市役所で三条市教育委員会の松永悦男教育長、金子周一学校教育課長、春川稔校長の3人が開いた会見によると、男子児童A君は、昼休みの午後1時5分ころ、男子児童A君の教室で、となりのクラスのB君がA君のクラスの友人のところに来たときに「もうぐれ」と言われ腹が立ち、その日、家から持ってきて机の中に隠していた包丁で切りつけた。

加害者の児童を乗せて児童相談所へ向かう車

加害者の児童を乗せて児童相談所へ向かう車

教室には10人ほどの児童がおり、児童がとなりの教室に行って教諭に知らせ、駆けつけた教諭が包丁を取り上げて、教室のインターホンから教務室に連絡、けがをしたB君は、教諭が車で病院に連れて行き、右上腕を5針縫うなどの治療を受けたあと帰宅させた。男子児童A君は、いったん教務室に連れて行き、その後、校長室で話を聞いたあと、保護者とともに帰宅させた。

男子児童A君は、B君に何回か悪口を言われ憎たらしく思ったと話し、けがをさせたことについては「悪かった」と言い、友だちや両親や先生に相談できなかったのかと聞いたときなどは、涙を流して切なそうな表情をしていたという。

男子児童とB君は3、4年生は同じくラスで、6年生になってからは一緒に遊ぶなどの親密な関係ではなかった。

警察への通報が事件発生から5時間近くたってからだったことについて、春川校長は、子どものことをじっくり聞いて心情把握に努めたいということが教育現場を扱っている人間として先に立ったと話したが、遅かったのではという声に「私の判断が甘かった」と自身の非を認めた。

7日、井栗小学校では、1時間遅れで児童は集団登校をし、午前9時半から全校朝会を開く。各学年で「命の大切さ」を主題とした授業を行う。保護者に対しては、午後7時から全校保護者会を開き説明する。また、三条市教育委員会は、7日午後3時から三条市役所で市内全小中学校長会議を開く。