三条市民プールの利用再開初日21日は365人が利用

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(2004.8.22)

7・13水害以来、浸水による被害で休館していた三条市民プールが21日、利用を再開。あわせて31日まで無休で毎日、無料開放しており、初日21日は365人が利用し、残り少ない夏休みの一日、元気な水しぶきを上げていた。

7・13水害から復旧作業を続け、21日に利用を再開した三条市民プール

泥出しや掃除をはじめ、ボイラーや電気系統を修理して利用を再開したもの。7月下旬から猛暑が続いたこの夏、盆を境に秋涼を感じる過ごしやすい陽気となっているが、子どもたちにとってはうれしい開館だ。

再開初日の21日は、午後から入場が増え、子ども220人、おとな145人の計365人が入場した。最高気温は午後2時の27.0度（三条地域消防本部観測）。正午ころの屋外プールの水温は26度で、泳いでいても寒いくらいだったが、子どもたちは「気持ちいい！」とご機嫌だった。

屋外プールの仮設住宅側フェンスには青いビニールシート

水害前と違うのは、同プール駐車場に仮設住宅が建設されたこと。仮設住宅の被災者に配慮して、屋外プールの仮設住宅側のフェンスに目隠し用の青いビニールシートをかけた。

両替機は修理中で、入り口のソファがなく、水害前と同じというわけにはいかない。同プールは一日も早く再開をと復旧作業を進め、職員は「新装開店のようなオープンとは違う、うれしさがあります」と話していた。

開館は午前10時から午後8時まで、日曜と祝日は午後7時まで。月曜日が休館日だが、残り少ない夏休みの31日までは月曜日も開館し、無料開放を行っている。

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