9日、三条市・大島選果場でチャリティーぐっつらぁ祭

スポンサードリンク

公共施設も検索可能
分類別検索はここ

(2004.10.6)

三条市大島地区を中心とした果樹生産農家の後継者らでつくる「チームぐっつらぁ」（松下弘樹会長・22人）は、9日午前9時から同市代官島、JAにいがた南蒲大島選果場で「チャリティーぐっつらぁ祭」を開き、農産物販売や子ども向けのイベントを行い、収益を三条市7・13水害義援金に寄付する。

9日にチャリティーぐっつらぁ祭を開くチームぐっつらぁのメンバー

メーンの農産物販売は、メンバーが生産したナシやコシヒカリを中心に、ブドウや花も販売し、売り切れたら終わる。ほかにナシの早食い大会、輪投げ、農業機械の体験のイベントを行う。

ナシの早食い大会は午前10時15分からと同35分からの2回行う。重さ約1kgの大型のナシ「新高」を食べる早さを競う。参加費は1回300円で優勝者にナシ5kgをプレゼントする。

チャリティーぐっつらぁ祭のちらし

輪投げは午前9時半から行い、農産物や日用雑貨を景品に縁日の輪投げの要領で行う。参加費は2回300円。

農業機械の体験は、果樹農家が使うトラクターや高所作業車、乗用草刈機を展示。木の剪定（せんてい）や摘果に使う高所作業車に乗って高い場所にある風船を取る体験や写真撮影も行う。

ほかにも、用意する竹馬やフラフープで自由に遊んでもらったり、メンバーによるバンド演奏も披露する。

「チームぐっつらぁ」は十数年前に大島地区の果樹栽培農家を中心に結成。メンバーは21歳から31歳の男性で、白根市や加茂市の近郷の生産者もいる。

毎年、地元で「ぐっつらぁ市」を開き、農産物を格安で販売、売り上げの一部を社会福祉関係に寄付している。ことしは8月29日に開かれる予定だった(社)燕三条青年会議所主催のイベントに参加する計画だったが、7・13水害の影響で中止になった。

消防団員として水害の復旧にあたったメンバーもあり、イベントの収益を水害の義援金にと、あらためて「ぐっつらぁ祭」を計画。松下会長は「初めての地元大島地区での開催で、ぜひ、たくさんの人に足を運んでほしい」と来場を呼びかけている。

■関連リンク