オレオレ詐欺を未然に防いだ三条信用金庫四日町支店に感謝状

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(2004.10.14)

三条署（鈴木寛署長）は14日、オレオレ詐欺の被害を未然に防いだ三条信用金庫四日町支店（鈴木豊支店長）に感謝状を贈り、その功労をたたえた。

左から鈴木三条署長、三条信用金庫四日町支店の鈴木支店長、谷内田調査役

午後1時半に三条信用金庫四日町支店の鈴木支店長と谷地田重雄副調査役が三条署を訪れ、鈴木署長が感謝状を読み上げて鈴木支店長に手渡した。

5日、三条市内に住む77歳の主婦が同支店を訪れ、普通預金から274万円を払い出し伝票で引き出そうとしていた。主婦は話しても言葉にならないような慌てた様子だったため、オレオレ詐欺と直感した谷内田副調査役は、「お振り込みですか」と主婦に声をかけた。

主婦は「警察からだと電話があり、孫が事故を起こし、お金が必要になった」と事情を説明したことから、谷地田副調査役は孫の勤務先に電話し、事故がうそであることを確認、直前で被害を防いだ。

鈴木支店長は、感謝状をいい意味でプレッシャーとし、「これからも被害を防げるように、さらに注意していきます」と話し、谷地田副調査役は感謝状をもらうようなことではないと、しきりに恐縮していた。

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