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燕小池中の浄化槽設備が地震による液状化現象で壊れるspacer(2004.10.24)

新潟県中越地震で、燕市立小池中学校の浄化槽設備を設置した部分で液状化現象が発生。浄化槽設備が浮いたり沈んだりして使えなくなり、燕市では仮設トイレを設置した。

液状化現象が発生した燕市立小池中学校の浄化槽設備

液状化現象が発生した燕市立小池中学校の浄化槽設備

23日夜、市内の被害状況の確認と警戒で巡回していた燕市消防本部が発見した。浄化槽設備は同校敷地内の縦横6、7mの広さのフェンスで囲った部分に設置されている。地震によりフェンスの内側の地面が数cm陥没するとともに、液状化現象で地中から噴き出したと思われる濁った水がたまっている。

さらに地表にはマンホールのふたを除いて完全に地中に埋まっていた長さ1.5m余りの円筒形の浄化槽が、手品のようにそっくり地表に浮き上がっている。

左が地中からすっぽり浮き上がった浄化槽、右が沈んで傾いたコントロールセンター

左が地中からすっぽり浮き上がった浄化槽、右が沈んで傾いたコントロールセンター

逆に、となりの金属製のコントロールセンターは、軟らかくなった地面に数十cm沈んでいる。液状化現象は昭和39年の新潟地震で初めてクローズアップされたが、そのときにアパートが倒壊した映像を連想させる光景だ。このため燕市は24日、仮設トイレ10基を設置した。

燕市は23日午後6時半、高橋甚一市長を本部長に災害対策本部を設置し、情報伝達、指令系統を整えて万全の体制で震災に対応。燕市内では、ほかに住宅のブロック塀が3カ所で倒壊、農道で亀裂の発生、南1地内で消火栓の破裂、住宅敷地内の物置小屋が傾くなどの被害があった。

また、県の要請で25日から被災建築物応急危険度判定士の資格をもつ職員4人、ガス技術者2人を被災地に派遣し、住宅診断を行う。

■関連リンク

arrow全国被災建築物応急危険度判定協議会

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