三条市民駅伝は水害などで参加大幅減でも秋空の下を快走

三条市教育委員会は、3日午前9時半から三条市総合運動公園周辺で平成16年度第22回市民駅伝競争大会を開き、中学生から一般まで24チーム、120人が参加。7・13水害の影響もあって参加は大幅に減ったが、出場した選手は青空の下を快走してたすきをつないだ。

参加チームは中学男子の部10、中学女子の部8、一般高校の部6の計24。水害や地震の影響などから昨年の41チームに比べて17チームも少なかった。

中学女子の部は2.2キロを1区間とする6区間13.2キロ、中学男子と一般高校の部は4.4キロを1区間とする22.0キロのコースでタイムを競った。

スタートの午前10時の気温は18.9度（三条地域消防本部観測）で、肌寒さはあったが、青空も広がって走るにはベストコンディション。選手たちは1秒でも早くチームメートにたすきを渡そうと責任も背負って全力で走り、ゴールと同時に座り込んでしまう選手たちに保護者や大会役員は惜しみない拍手を贈っていた。

また、大崎中学校の選手たちは、新潟県中越地震の被災者にエールを送ろうと、全員がゼッケンに「がんばろう！中越」の文字を書いて走った。

競技の結果、中学女子の部では第四中学校、中学男子の部は本成寺A、一般高校の部ではコロナAがそれぞれ優勝、コロナは4連覇を達成。表彰式では3位以上と区間賞をそれぞれ表彰した。各部の順位と区間賞は次の通り。